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ポータルズ ー 最弱魔法を育てよう -  作者: 空知音(旧 孤雲)
第9シーズン 異世界訪問編
363/927

第361話 異世界訪問編 第25話 顔合わせ(上)

 史郎の家族は、翔太君の「騎士」と会います。


 俺の家族とポル、ミミ、柳井さん、後藤さんは、喫茶店ホワイトローズの店内に現れた。


 透明化を解いた、二匹の猫とウリボーも一緒だ。

 今日の夕方は、この店を貸しきりにしてもらった。


 エミリーと翔太は、前もってホテルからこちらに瞬間移動させておいた。

 ゲストとして、アメリカからハーディ卿が来ている。

 すでに、奥から三番目のテーブルは、もの凄い盛りあがりを見せていた。


 エミリーと翔太を、『騎士』たちが取りかこんでいるのだ。

 そして、なぜかヒロ姉も、ちゃっかりその輪に紛れこんでいる。


「あら、リーダー、お久しぶりー!」


 長身のイケメン、白騎士サブローが声を掛けてくる。


「みなさん、地球の『ポンポコ商会』をありがとうございます」


「「プリンスのためだもの!」」


 高校生の双子姉妹、黄騎士、緑騎士が声を合わせる。

『ポンポコ商会』地球支店の社長は翔太だからね。


「儲かった」


 黒騎士は、分かりやすい一言。


「愛の前に敵は無い、ぼーん!」


 先端にハートが付いたオモチャのステッキを振りまわすのは、年齢不詳の女性、桃騎士だ。


「これ、お土産です」


 俺は、小さな酒樽二つと、蜂蜜のビンを二つ、テーブルの上に出した。


「「「おー!」」」


 地球組から歓声が上がる。

 さっそく、桃騎士がグラスに酒を注いでいる。


「あっ! 

 これって、例の凄っく高いお酒じゃない?」


「そうだよ。

『フェアリスの涙』だね」


「シローちゃん、売り物をもらっていいの?」


 白騎士サブローは、意外に常識人だからね。


「たくさん買ってきたから、遠慮なくどうぞ」


「やったわー!」


 お酒が飲めない黄騎士、緑騎士が残念そうな顔をする。


「その蜂蜜、ちょっと食べてごらん」


 点収納からスプーンを出し、渡してやる。


「うわっ! 

 な、なにこれっ!」

「チョあま美味しいっ!」


 二人が歓声を上げる。

 ついでに焼きたてクッキーも出してやった。


「「幸せ~!」」


 二人とも、至福の顔をしている。


「シロー、紹介してもらえますか?」


 ルルが呆れたように言う。

 そういえば、挨拶もまだだったね。

 俺まで『騎士』たちのペースに巻きこまれちゃった。


 俺は家族とミミ、ポルに、奥にある二つのテーブルに座ってもらう。


 店の奥から、ワゴンに料理や飲み物を載せた遠藤が出てくる。

 ウエイター姿なので、今日は裏方に徹するつもりなのだろう。


 柳井さんが立ちあがる。


「みなさん、今日は集まってくれてありがとう。

 リーダーとそのご家族、友人を歓迎しましょう。

 乾杯!」


「「「乾杯!」」」


 地球組が、グラスを合わせる。

 俺も、リーヴァスさんとグラスを合わせる。


「こうやるのが地球流なんだよ」


 パンゲア世界やグレイル世界には、この習慣は無いからね。

 俺たちのテーブルでも、グラスを合わせる音が響いた。


「では、紹介するよ」


 俺が立つと、地球組がこちらに注目した。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

翔太君の騎士たち、久しぶりですねえ。

騎士たちのエピソードは、第298話、第299話です。

 次話は、顔合わせ後半です。

 明日へつづく。  

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