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ポータルズ ー 最弱魔法を育てよう -  作者: 空知音(旧 孤雲)
第4シーズン 聖樹世界エルファリア編
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第137話 聖樹世界編 第4話 神聖神樹

 いよいよエルファリア編の名前ともなっている聖樹の登場です。

聖樹は、ポータルズ世界でとても重要な存在です。

 果たして、史郎は、その偉大な存在とどう出会うのでしょう。


 次の日、俺たちは、エレノアさんの案内で、神聖神樹まで行くことになった。


 森の中の道は、途中から木の根が入りくんでいて、馬車が使えない。

 俺たちは歩いていくことになったが、ものは試しだ。点ちゃんボードを出してみた。エレノアさん用のボードも作る。

 彼女は、一番ボードが上手いコルナが、紐を付けて引くことにする。


 ボードは、絡みあった根っこで凸凹した道を滑らかに進んでいく。

 先頭はコルナで、エレノアさんが方向を指示する。ナルとメルには、コルナより前に出ないよう注意しておいた。


『ご主人様ー、飛ばしてもいい?』


 点ちゃん、お願いだから、ここではやめてください。

 後で、ヒャッハーさせてあげるから。


『分かったー』


 ◇


 約十五分ほどで、目的地に着いた。


 普段は、二時間ほどかけて歩くということで、エレノアさんが驚いていた。

 目的地には、注連縄しめなわのような太いロープが張りめぐらされており、そのロープには、複数の強力な防御魔術が掛けられているそうだ。


 下から見ると、神聖神樹様の巨大さが、さらに際立つ。上を見ても、どこまで続いているか分からない。空の半分以上が、張りだした枝で覆われていた。


 ボードから降りたエレノアさんが、座る姿勢を取る。

 ボードをしまい、俺もその姿勢を真似た。

 目を閉じ少しすると、神樹様から聞こえたような、そして、もっと太くゆったりした振動が体を満たしていく。

 背筋が、ぞくぞくする。


「よく来た 地球の子とその家族よ」


 エレノアさんの口から、声がする。


「直接話をしたい。

 点の子よ。

 よろしく頼む」


『(^▽^)/ はいはーい』


 点ちゃんが、いくつか点を神聖神樹様に飛ばす。

 近くに見えて、かなり距離があるようだ。

 点魔法が届くまで、しばらく時間が掛かった。


『(^ω^)ノ できたよー』


『感謝する。

 シロー、お前のことは、ポータルズの神樹たちから聞いておる。

 そして、これから、我らの運命とお前の運命が交差するのが見えておる。

 我が子供たちとその友人、共に救うてほしい』


 まずは、モリーネをお城に帰そうと思います。

 その後は、何をすればいいでしょうか。


『お主のしたいようにせよ。

 それが我々の運命に繋がるはずじゃ』


 分かりました。


『ただ、行くべき方向が決まらぬ時は、「西の島」を訪れるがよい』


 西の島?


『詳しいことは、巫女に聞け。

 我の力は弱っておるゆえ』


 分かりました。


『再び我が話せるのは、しばらく後になろう。

 よろしく頼む』


 はい。また、お話ししましょう。

 エレノアさんの体から、力がふっと抜ける。

 コルナがすかさず彼女を支える。

 どうやら直接話してはいたが、エレノアさんも力を使っていたらしい。


 こうして、俺たちと偉大な存在、神聖神樹様との出会いは幕を閉じた。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

気功が出来る人は、本当に木と会話できるそうです。

言葉でしゃべるわけではないそうですが。

木がたくさん生えているところに行くと、確かに落ち着ける。

木には何か不思議な力があるのかもしれませんね。

 くつろぎながら、明日につづく。

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