黒い羽音は星屑の雨を降らす
貴方はどんな顔して誰かの前で笑うのかな?
聞けないよ
本当のこと
知ってしまうのが怖いから
手をつなぎ歩く二人
羨ましいな
ストロー回す右手に視線を落とす
一人に慣れすぎたせいだ たぶん
鈍った僕の心では
愛や友情、尊敬さえも
全部同じようにしか感じられないんだ
寂しいって叫ぶのは
少しカッコ悪いから
布団かぶって、目を閉じて
耐え忍ぶ
そんな僕の生き方を
全て見透かしたような
貴方の 言葉一つ 仕草一つに
乱され 動揺してる
氷はいつか溶けてしまう
人はやがて死んでしまう
その心臓に手を伸ばす
ならば
貴方の心が欲しい、と
そう、僕は飢えた烏のよう
漆黒の羽で貴方をここから消せたなら
貴方はどんな顔して誰かの前で笑うの?
僕の笑顔をあげる
貴方はどんな顔して誰かの前で笑うの?
僕の涙もあげるから
物悲しい旋律
空のコップを逆さまにして
貴方が教えてくれた占いを試そう
僕は強くない
貴方が誰かの前で笑っていても
僕は空を見上げて
星のカケラに願うだけ
貴方とは? 誰かとは?
そもそも僕は人間なのかどうか?
読者の皆様、自由にご想像ください。