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結果発表


結果は美雪先生から個人個人で直接言い渡される。

前回の選抜試験の結果、見事私は受かった。

言い渡されたとき、歓喜の声を上げそうになった。

ほんとにほんとに嬉しかった。

私は3位で通過だそうだ。


ほかに受かった人は、予想はつくが、わからない。


またおかしい規則で、選抜試験の合否を言ってはいけないし

聞いてもいけない、態度に出してもいけない。

つまり、受かっても無駄にはしゃぐな、皆の前では普段通りにしていろ。

受からなくても泣くな、テンションを下げるな、皆の前では普段どおりにしてろ。

なんだって


まったくおかしい話だ。

言ったってしょうがないんだけど。


ステメンが全員わかるのは今週の日曜日の合奏。

今日は水曜日そして定時退行日。


ーあいつは...空は...受かったんだだろうか...


二人でいつも通り他愛もない話をして家に帰る。

和気藹々と。

ほかにすることがないから、いや


それしかできないから。


空もきっと私と同じことを思っているんだろう。

心の中でため息をつきながら、帰宅する。


「ただいまぁ」




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