昔話 後半
更新遅くなってごめんなさいです(-_-;)
あ。
思った瞬間に
カシャーンとコーヒーカップの割れる音
ビチャとカップの中身をぶちまける音
そして想像通りに入部届けはコーヒー色に。
「ちょっと!美雪先生何してるんですか!」
なんかめっちゃあたふたする先生。
美雪先生は
「あぁーあ...またか...やっちまったなー」
やっちまったなーじゃねぇよっ!
つーかまたかってなんだ!
そんなに何回もやってんのか!!
「じょぶじょぶー!モップあるからー」
コーヒーカップの破片を拾い終わると
掃除用具置き場からモップを出して
こぼれたコーヒーをふく。
「ごめんねー...空ちゃん?だっけー
もう一回書き直してくれるー?」
「はい...問題ないですけど...
先生指切ってますよ?」
あ、ほんとだ。
拾ったときにでもやっちゃったのかな...
つかけっこう血出てない!?
「え?あぁーほんとだー
これくらい舐めときゃ治るからー
はいこれー新しいのー」
なんかほんと心配になってきたなこの先生...
「あ、はい。ありがとうございます」
空は無記入の入部届けを受け取り
さらさらと書いていく。
へぇー、けっこう字きれいなんじゃん?
長い付き合いだったけどこれは知らんかった
あんまし字見る機会なかったしな。
「はい、先生。もう溢さないでくださいね?」
空が2枚目の入部届けを渡した。
美雪先生は頭をかきながら
申し訳なさそうに受けとり
「ごめんなぁー...
まぁー、空ちゃん?だっけー
これで晴れて吹奏楽部員なんだよなー
よろしくなー」
ん?さっきも聞いたな『空ちゃん?だっけー』
どうやらこの先生は覚えが悪いらしい。
「はい、よろしくお願いします!」
空がにっこりと笑って返す。
こいつもこんな顔ができたんだな...
ちょっと感動したよ。
もう職員室に用はないんだし...
出るか。
空とアイコンタクト
よし、通じた
「「失礼しました、さよーならー!」」
こんなかんじで私たち2人は入部届けを
無事(?)に渡せたっていうね。
うん。
このあとは覚えてないや
なんか私ってアクシデント系しか
覚えてないんだよね(笑)
まぁ、人ってそんなもんだ。
間あいたわりに
おもしろくなくてごめんなさいっ!
次話に期待を!
((すると後悔しますよ(▽`)