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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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王女が攫われた報復に魔王の娘を攫ってきたら国外追放を言い渡されたので新世界の神になる

作者:まる

 ロイス・ウィルクライムは盗賊として勇者パーティーに加わり、亡き両親の代わりに三人の妹を養うため長らく様々な任務に身を費やしてきた。
 そんなある日、攫われた王女の奪還を目標に魔族領に挑むも潜入は困難を極め魔王城を前に撤退を余儀なくされる。
 盗賊として身に着けたスキルによって唯一城に潜り込めたロイスであったが戦闘能力に欠けるためせめて何らかの成果を持ち帰れという命を遂行するべく内部に忍び込み魔王の娘を連れ去ることに成功したものの国に戻ったロイスを待っていたのは国家に危機をもたらした外患誘致の罪によって『国外追放』という非情な通告だった。
 弁明の機会も与えられず、それどころか指示を下した勇者からも見捨てられ、ロイスは失意の中で魔王の娘クルムと共に王都を追い出されることに。
 行くアテもなく、今後の見通しも立たず、ただでさえ絶望するしかない状況であろうことか解放したクルムは『魔族領に帰りたくない』と言って聞かない始末。
 ついには『魔族なんて滅ぼしてくれたらいいのに』『いっそお前等が今からでも人間滅ぼしてくれよ』なんて不毛な言葉の応酬に発展し

『だったら作ればいいじゃん、人間の味方でも魔族の仲間でもない新しい勢力を』

 最後にクルムが口にした言葉によってロイズは二人は『路頭に迷うぐらいならやってやんよ! そんで人間も魔族も全部ぶっ殺してやんよ!』と半ば……いや九割がたやけくそと開き直りともうどうにでもなれ精神で魔王の娘と手を組むことを決意するのだった。
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