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zombies  作者:
6/12

5

どこからか歌声が聞こえた。

「…深紅?」誰も来なさそうな所で深紅が歌っていた。中々上手い…

「はっ海!!」

「何だ、もう歌わないのか?」

「ビックリした。よくここが分かったね…」

「ここは穴場だからな…俺しか来ないんだ…」「そっそう…」

「…アミに何か言われたのか?」

「ええ!?何で…」

「顔に書いてある」

「ヴっ…べっ別に大した事じゃなくて…」

「じゃあ何で泣いてたんだ?」

「…それは…」

「…俺は…人の事がよく分からないが…」N・Eは深紅の事を抱き締めた。

「!?海!?」「こうする方が良い気がして…」深紅はN・Eの行動が嬉しかった。ただ素直に嬉しかった…。

「海…お願い…聞いて?」

「何だ?」

「私を…私を抱いて…私と寝て!!」

「…分かった」

その夜N・Eと深紅は一つになった。


翌日深紅はN・Eの腕の中で目が覚めた。

「…海…」

「…ん?起きたのか?」

「うん…海…」

「何だ?」

「ありがと…」

「…?何故礼を言う?」

「ふふ

何でもないっ」

「?変な奴…」

「ふふふっ変な奴だもーん」クスクスと笑う深紅をN・Eは優しい表情で見返した。深紅はその様子にドギマギした。

「?どうした?」

「なっ何でもない」

「?」深紅は顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。「?」

N・Eはただただその様子に疑問を感じるしかなかった。翌日。


N・Eは時間が空いたからと深紅と龍丸を連れて射撃場へと向かった。

「せ~っかく海とデートだったのに何で邪魔すんのよ!!

このバカ龍丸!!」

「ええやんええや~ん?仲良うしようや~」

「誰が!?」

「深紅ちゃ~ん」

「離せこのっ…」N・Eは龍丸の手をほどいた。「…何や?彼氏気取りか?」

「海…!!」

「そうだ。彼氏気取りだ」

「…ふん。けったいなこって」

「もっもう海ってば~」

「何故嬉しがる?」

「嬉しいに決まってるじゃな~い」

「ふん…」龍丸は鼻を鳴らしながら、自分の部屋へと戻って行った。

「あれ?戻ってっちゃった…やった~!!」

「…深紅露骨過ぎないか?」

「そう?いいのよ、あんな奴…」

「嫌いなのか?」

「そうじゃないけど何かいや!!」

「そうか…」N・Eは深紅と銃を撃ちに射撃場へと向かい、そこで一日を過ごした。

「ねえ?海?海はずっとここで育ったの?」

「ああ。生まれはここじゃないが…ハーフなんだ。俺」

「え!?そーなの!?だから目が青いんだ~…」

「ああ…生まれはアメリカで…母親が外国人なんだ…」

「ふ~ん…海のお母さんかぁ~何か美人そ~…」「写真あるぞ?見るか?」

「え?うん!!」とN・Eは写真を差し出した。

「うわ…キレイな人~…」

「そうか?」

「うん!!スッゴいキレー…」

「…俺を産んですぐ死んだんだ」

「…そうなんだ…」

「俺の母は良く出来た人でな…俺が困らない様に産んですぐここに預けたんだ」

「ふ~ん…軍隊に?」

「ああ…格闘技も学べるって事でここを選んだんだ」

「ふ~ん…」

「それで俺はすぐに強くなった。…だからだろうな人に関心が無いのは…」

「そうなんだ」

N・Eは

「…暗くなってきたな…そろそろ帰るか」

「あ、そーだね!」N・Eと深紅は射撃場を後にして宿舎へと帰って行った。


翌日。



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