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第68話 憎悪と殺意

上手く区切れなくて、今回はちょっと長いです。

 

【スキル:ソーンバインド SR 説明:茨の蔓を召喚し、対象の行動を制限する。対象が身体を動かすと固定ダメージが入る】


「チッ……鬱陶しい……!!」


『豪炎天魔』


 へし切長谷部は豪炎を纏い、俺を縛っていた茨の蔓を燃やし尽くした。


 身体が動くようになった俺は迫るハンマーを受け流す。


 〔ズガァン!!〕


「くっ……なんて威力だ」


 コンクリートは粉々になり、道には大きな地割れができた。

 まともに食らったら一溜りもないな……。


『神速』


 瞬時にガルドに肉薄する。


「鷹見流『火神一文字』」


 豪炎を纏う横薙ぎの一閃はガルドを捉える。

 しかし、刃がガルドに触れる前に何かに止められた。


『気塊』


【スキル:気塊 R 説明:自身の周囲に空気のバリアを作り出し、斬撃ダメージを防ぐ。打撃ダメージには効果は無い。硬度等級:中級】


 斬撃ダメージ限定のバリア……。

 こいつ、俺との戦闘のために準備してやがったのか。

 硬度等級も中途半端に中級だから、パッシブの【宝斬】も発動しない。


 ガルドから距離を取り、様子を見る。


 周りを一応警戒していたが、俺に奇襲をしかけてくるプレイヤーはいなそうだ。

 戦いに巻き込まれたくないのだろう。


『極神速』


「なっ……」


 俺の眼前には既にガルドのハンマーが迫っていた。


【スキル:極神速 SR 説明:自身のAGIを劇的に上昇させる。継続時間:10秒】


 いくつスキル持ってんだよ。


 〔ガンッ!!〕


 迫るハンマーを刀で受け止める。

 くそっ、耐久値が減るからなるべく受け止めたくないのに。


 アイテムの力を使うか。


【怪力の丸薬】

【敏捷の丸薬】


 2つの丸薬をまとめてガリッと噛み砕く。


 不味すぎる……。


 吐きそうになるがなんとか持ち堪え受け止めたハンマーを弾く。


 〔ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!〕


 勢いを増す刀とハンマーの応酬。

 耐久値が減らないように最低限の接触にしてはいるが、それでも耐久値は減り続けている。

 早々にケリをつけないとな。


「はははっ!不遇武器たる所以だな!そんなもんへし折っちまって他の武器でも使ったらどうだ?」


「ふざけんな、刀は侍の魂だ。それに、俺にはこれしかないんだよ」


「ならその刀と共に潰されちまえ」


『グラビティホール』


「ぐっ……これは……!!」


 重力操作スキル……!!


 スタンピード後の宴でゴクウと話した事を思い出す。


 ◆


「あ?『天上領域』をどこで手に入れたか?」


 ゴクウは串焼きを頬張りながら話す。


「ああ、行動制限を無効化できるって強力だろ?攻略サイトで調べてもヒットしないんだよ」


「まぁ、そうだろうな。ここ最近で追加されたスキルだろうし。教えてやらねぇが」


 ケチくせぇな。


「追加されたの最近なのか?」


「ああ、恐らくだが今回のボスみてぇな重力操作系のスキルを使ってくる敵に対応する為だろうな」


「じゃあ、重力操作系のスキルも実装されたのか?」


「さ?俺はまだ見たことねぇな。だが、可能性は十分にある。気をつけろよ」


 ◆


 やっぱり実装されてたか……!

 まだ対策できてないってのに……!


「く……そ……」


「オラァ!!」


『剛力』『スマッシュハンマー』


 〔ガンッ!!!!!〕


 スキルの重ね掛けしたハンマーが襲いかかる。

 重い体を動かし、受け止めることはできたが……これはマジでやばい……。


「てめぇの弱点は調査済みだ」


「弱点……?」


 何を言ってんだ。

 洞察力以外の俺の弱点?


「まず、そのペラッペラな不遇武器だ。いくらてめぇがそのナマクラを巧みに使いこなそうが、スキルと圧倒的な物量に押されれば簡単に折れちまう」


「んなもん受け流せばいい……!」


「おいおい!自分の状況を見てから言えよ!これが、結果だ」


 くそっ。

 この重力さえなければ……。


「そして、もう1つのてめぇの弱点……」


 ガルドはニヤリと笑い、視線を俺の後ろに向けた。


「くっ……しつこい……!!」


 スミレは迫る攻撃を掻い潜り、追撃を加える。しかし。


「へっへー!弓で随分持ち堪えるじゃないか……なぁ!?」


 〔カンッ!!〕


 スミレの持つ弓は襲いかかるプレイヤーに弾き飛ばされた。


「スミレ!!!」


 スミレは最強の弓術、鶴矢流を扱う最強の射手だ。だが、こうも攻め込まれると、いくらスミレと言えど……。


「そう……お前のもう1つの弱点は、あの女だ」


「てめぇ……!!」


 ガルドのニヤケ面を睨みつける。


「ほら、守ってやれよ」


 〔ボゴッ……〕


 俺の背後から鈍い音が聞こえる。


「うぐっ……なに……すんのよ」


 スミレは鳩尾を抑え、膝まづく。


「はぁ……はぁ……興奮すんなぁ……。こんな上玉を痛めつけられるとか……最高だ。ガルドに感謝だぜ」


 頬を紅潮させた男がスミレの髪を持ち上げ、再度鳩尾を殴る。


 あいつ……なにしてんだ……?


「「スミレさん!!」」


 ハルとキッドが助けに行こうとするが、プレイヤーに行く手を阻まれる。


「くはは!!その顔、最高だな。俺はお前ら化け物共のそういう顔が見てぇんだ。どうだ?大切な女が痛めつけられるのを見るのは。あいつはかなりのドSだぜ?早く助けに行ってやれよ」


 スミレを……殴ってる……?

 は……?


「おいおい!なんとか言えよ!やめてくださいって泣きつけよ!武器を使わない攻撃はダメージにならねぇんだぜ?言い表しようのない不快感があの女を襲い続けるんだぜ?ほら、泣きついてこいよ」


 こいつのニヤケ面。

 胸焼けしてしまうほどのしつこい悪意。

 醜悪、卑劣、俗悪。


 昔なら喜んでチートを使っていたようなクズだろう。

 ああ、そうか。

 こいつは昔、公園でスミレを連れ去ろうとしたあのクズと同類なのか。


 救いようの無い、悪。


 反吐が出る。


「ほら!泣きつけ……?なっ……」


 ギリギリと徐々にハンマーを押し返す。


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


 いいえ。


「な……なんだこいつ……」


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


 いいえだ。


 ハンマーを押し返し、逆に俺がガルドを押え付ける立場になる。


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


 いいえだ!!


「この重力の磁場に晒されて、なんでここまでの力を……!!」


「黙れ」


 ガルドのハンマーを弾く。

 胴体がガラ空きだ。


「鷹見流『轟雷』」


「チッ!くそ!!」


『業鎧』


【スキル:業鎧 UR 説明:自身に頑強な鎧を纏わし、効果時間中あらゆる攻撃を防御する。効果時間:10秒 硬度等級:超級】


【パッシブスキル:【宝斬】が発動します】


「なっ!?ぐぁぁああ!!!!」


 振り下ろした真っ向斬りは展開された鎧諸共斬り裂いた。


「……」


 スっと身体が軽くなる。

 どうやらグラビティホールの効果時間が終わったようだ。


 落ち着け……。呑まれるな……。怒りに……殺意に……。


 振り向くと男はまだスミレを痛め付けようと拳を振り上げていた。


 ギリッと歯を食いしばる。


 俺の身体を駆け巡る血液が煮え滾るように熱い。

 目の前が真っ赤に染まる。


 ダメだ。抑えられない……!!


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


 ……。


「おい」


「あ?今俺はお楽しみ……ぐはぁ!!!」


 男の横腹を全力で蹴り飛ばす。


「ごめん、ありが……」


 スミレは俺を見て言葉を詰まらした。


「ハイセ……?」


 蹴り飛ばされた男が立ち上がる。

 だが、眼前には既に俺の拳があった。


「ぶへぇ!!」


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


「……」


 顔面にもう1発。


「ぶへぇ!!」


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


「……」


 髪を掴み、持ち上げ、鳩尾に1発。


「ぐはぁ……。や、やめ……」


 もう1発。


「がはっ……た、頼む……もう……」


【心拍数の急激な上昇を確認しました。多大な精神的負荷がかかっている恐れがあります。ログアウトしますか?】


 スミレが殴られている光景が頭から離れない。

 この世界はゲームだ。たかだかゲームだ。

 だが、それでも俺は……。


 戦意を喪失し、膝まづく男を前に、刀を振り上げた。


「ヒ、ヒィ!!」


 振り下ろそうとした瞬間、俺の背中に暖かい何かが密着する。


「ダメ……ダメ……お願い……」


 煮えたぎるような血液とは違う、優しく暖かい体温。

 スミレが俺を止めるべく、後ろから抱きついてきたのだ。


「放せ」


「ダメ……!!例えこの世界がゲームでも……!!その刀は振り下ろしちゃダメ……!!」


 スミレはより一層力を入れ、俺に抱きつく。


「"憎悪と殺意を持って振りかざせば、それは悪と同類だ。"圭吾さんの言葉……忘れたの……?」


 その言葉を聞いて、俺は昔のとある光景を思い出した。


 ◆◆◆


「ギャァァァァア!!!!!い、痛い……腕が……腕が!!!」


 小太りの男は切断された断面を抑えながらのたうち回っている。


「はぁ……はぁ……」


 当時5歳の俺は、スミレと公園で遊んでいた時に事件に遭遇した。

 その事件とは、小太りの男がスミレをトイレに連れ込もうとするというものだ。


 口を押えられ、微かに聞こえたスミレの泣き叫ぶ声を聞いて……気付けば小太りの男の片腕を両断していた。


 血が煮えたぎるように熱く、目の前が真っ赤に染まっていた。


 怒りを、殺意を、抑えられない。


「殺す」


「ヒィ!!」


 小太りの男に向かって刀を振り下ろそうとした瞬間、スミレが背後から抱きつき、俺を止めた。


「ダメだよ……!!」


 泣きじゃくりながら止めるスミレは震えていた。

 その震えが連れ去られそうだった恐怖だったのか、俺に対する恐怖だったのかはわからない。ただ、その時の俺は前者であると考え、さらに怒りが増したのを覚えている。


「ハイセ!!」

「スミレ!!」


 そんな怒りと殺意が渦巻く中聞こえてきたのは親父と椿さんの声。

 暗くなっても帰ってこない俺達を心配して様子を見に来たのだ。


「これは一体……。椿!!救急車を呼んでくれ!」


「ダメだよ。椿さん、こいつは殺さなきゃ」


「ハイセ、何を言って……」


 俺の顔を見た椿さんは言葉を詰まらした。


「ったく……なんて顔してんだ。ハイセ」


 返り血を浴び、憎悪と殺意に溢れた瞳をした俺を、親父は優しく抱きしめた。


「よくスミレを守ったな。偉いぞ」


「はぁ……はぁ……」


 親父に諭され、徐々に殺意は薄まっていく。


「はぁ……ふぅ……」


「よし」


 親父は片膝を付き、俺と目線を合わせて言った。


「怒るのは良い、憎むな。憎悪と殺意を持って振りかざせば、それは悪と同類だ。堪えろ」


「……」


「わかったな?」


 薄らと瞳に涙をうかべた俺は親父に抱きしめられながら、力強く頷いた。


 ◆◆◆


 そうだったな……。


「ふぅ……」


 刀を下ろし、後ろから抱きついているスミレの手をポンポンと叩く。


「もう大丈夫だ。ありがとな」


「うん……」


 俺から離れたスミレは、弾かれた弓を拾う。


「へっ!甘いんだよばぁぁぁか!!!」


 男はショートソードを装備し、俺に襲いかかってきた。


「全く……救いようのないバカだな」


「は……?」


 男の首には1本の太刀筋が通っていた。そして、粒子となって消えていった。


 刀を鞘に戻し、辺りを見回す。


 随分と数が減ったな。


 頭に血が上って周りを見れてなかったが、シオリの狙撃も相まってみんなで順調に数を減らしてくれていたようだ。


「こんな事になるなんて、き、聞いてねぇぞ!」

「ガルドがやられちまうなんて……やってられるか!」

「くそ!狙撃も怖ぇし!逃げるぞお前ら!」


 俺達を取り囲んでいた残りのプレイヤー達はそそくさと逃げていった。

 一時はどうなるかと思ったが、なんとかなるもんだな。


 ウィンドウに表示されている心拍数上昇の警告画面を全て消し、一息つく。


「さて……お前に聞きたいことがある」


 背後から奇襲を仕掛けようとしたガルドの腹部を蹴り飛ばし、押さえつけた。


「俺の弱点がスミレだって誰から聞いた?」


「それを聞いてどうする」


「別に。ただ気になっただけだ」


 俺とスミレがただの友達よりも深い関係だと知っている奴の入れ知恵だろう。

 つまり、俺達のリアルを知る人物。


「ピエロだ」


 何言ってんだこいつ。


「ピエロの格好をした短剣使い。名前は確か……」


「オーリャ」


 なるほど。

 ギルコンの時はピエロ姿が怖くてまともに考えられなかったが……糸を使った短剣を扱う武術の継承家系を知っている。


 イェン・リャオ。

 イェン流短剣術の次代継承者。

 それ以上詳しいことは知らないが、どうやらアイツは敵らしい。


 どういう理由で敵対してるのかは知らないが、あのピエロとは仲良くできる気はしないな。


「さっさと殺れ。男に押し倒される趣味はねぇんだよ」


「そうか」


 意外と潔良いんだな。


「じゃぁな。二度とそのツラ見せるなよ」


 俺はガルドにトドメを刺した。


 これにて一件落着!


「んじゃ、ギルバートに四宝玉を……」


【パッシブスキル:【死後強まる怨念】所持者のHP全損を確認。パッシブスキル:【死後強まる怨念】を発動します】


 な、なんだ!?


【死後強まる怨念:スキル所持者が力尽きると発動。予め設定していたアイテムを力尽きた後、強制的に使用。また、設定していたアイテムに上位互換がある場合、アイテムは上位互換へと変貌する。力尽きた後流れるメッセージを録音できる】


「なんてパッシブスキル持ってんだよ!」


 それで、肝心のアイテムは……?


 ガルドが力尽きた際に生じた光の粒子は禍々しいオーラを放ち、収束する。

 そして、1つのアイテムが出現した。


「角笛……?」


「う、嘘でしょ……」

「これは……」


 古参のキッドとシオリは絶句している。


【名称:龍の呼び笛 SR 説明:龍を呼び出す角笛。半径3km以内に存在する龍をランダムで呼び出すことが可能。呼び出された龍は敵対しているプレイヤーを攻撃する】


 龍の呼び笛は禍々しい光を放ち、上位互換へと変貌する。


【名称:龍神の呼び笛 UR 説明:龍神を呼び出す角笛。賢龍とも呼ばれる龍神と会話し、この世界における知識を授かることができる。絶対的な存在である龍神を怒らしてはならない】


「え?まさかのプレゼントかよ。あいつ良い奴だな」


【死後強まる怨念に収録された音声を再生します】


『俺様からのプレゼントだ。気に入ってくれると嬉しいぜ。だが、知ってるか?この龍の都:ドラゴニアを壊滅させたスタンピードのボスモンスターって、とち狂っちまった龍神そのものなんだぜ?さぁ、呼び寄せられた龍神は果たして正気か?まぁ、精々頑張れよ』


「「「「……」」」」


 やられた……。

 とんだ最後っ屁だよ。

 ただでさえ消耗してるってのに。


 〔ギヤォォォォォオオ!!!!!〕


「くっ……」


「すごい雄叫び……」


 この声……とても正気とは思えない。


 ◇


 ◆BA【龍の都:ドラゴニア】門前


「う、うそだろ……」


 ギルバートは絶望な表情を浮かべ、膝から崩れ落ちる。


「なんであいつが……。スタンピードは終わったはずだろ!?」


 空を舞う1体の龍は、ドラゴニアの街に再び影を落とした。


 ◇


 ◆SBA【龍の都:ドラゴニア】


 〔ドォォォォォン!!!〕


 街に影が掛かったと思ったら、とてつもない轟音と共に、何かが降ってきた。


「こいつが……」


「ハイセさん……どうしますか?」


「ちなみに聞くが、キッド、龍神との戦闘経験は?」


 キッドは首を横に振る。


「こいつはそもそも敵対モンスターでは無いはずです……。それに、設定では龍神は絶対的存在……そもそも勝てるのでしょうか」


「そこまでなのか……」


 逃げるのも手だが……龍神はちょうど正門と俺達の間を陣取っている。

 ドラゴニアの出入口は正門しかない。

 どっちにしろやるしかない。


「お前ら、気合い入れろ。最悪勝たなくていい。いける!って思ったら正門から脱出してくれ」


「「「「了解!!」」」」


 VS龍神。

 俺達は四宝玉をギルバートに届ければそれでいい。

 やれるだけやってやる。

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