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第6話 宝の地図の宝

 

 ◆BA【フリオール大森林】


 ここはフリオール大森林。背の高い木々が密集した森林エリアだ。位置的にはオーガキングのいる【ドラナ集落跡地】を北西に進んだ場所だ。


 〔キーー!!!〕


「鬱陶しいなぁ…」


 大森林と言うだけあって虫系のモンスターが多い。あとは動物系だな。さっきから襲ってくるのは『キラービー』という蜂型のモンスターだ。


「お宝はどこにあるの?」


「ここを進んだ先にバツ印が付いてる」


「これって私達も一緒に行って意味あるの?お宝はハイセしか貰えないでしょ?」


 そう、そこに眠るお宝は宝の地図を所有している者しか貰えることができないのだ。受け取った後の譲渡は可能らしい。


「確かにお宝は貰えないが、旨みはある。宝の地図の示す場所は大体ダンジョンになってんだ。それに宝の地図のダンジョンに湧くモンスターはレアなモンスターも居たりしてな、金稼ぎや素材集め、討伐P稼ぎには効率のいい場所なんだ」


「へー、それはいいわね」


「宝の地図なんて滅多に手に入らないからな。その分受けられる恩恵はでかい」


 期待が膨らむなぁ。ワクワクしてきた。


「ここだ」


 森の中でも少しひらけた場所に出た。


「なにもないじゃない」


「ハイセ、宝の地図を地面に置いてみろ」


 吾郎の指示通り、持っていた宝の地図を地面に置いた。すると、


 〔ゴゴゴゴゴ……〕


「おぉ、なんか出てきたぞ!」


 宝の地図は消え、置いた地面からは大きな扉のような物が生えてきた。


「宝の地図が鍵になってるんだ。それがダンジョンの入口」


「早速行こうぜ!」


「ちょっと待て」


 足早にダンジョンに入ろうとすると、吾郎に止められた。


「1度ダンジョンに入ると死ぬか、クリアするまで出てこれない。一応持ち物と装備を確認しておけ」


「死んだら再挑戦はできないのか?」


「通常のダンジョンなら可能だが、こういったアイテムでできるダンジョンは再挑戦はできない。慎重にいけよ」


 シビアだなぁ。まぁだからこそ良いアイテムが眠ってるんだろう。

 ちなみにこういったアイテムで出現する1回きりのダンジョンを『インスタントダンジョン』というそうだ。


 準備を終え扉の前に立つ。


「いくぞー」


 扉に手をかざすとウィンドウが表示された


【ダンジョンを開始しますか?】


 はいのボタンを押す。

 すると、しまっていた扉が開き俺達はワープするように扉に吸い込まれていった。


 ダンジョンの扉は閉まり、その姿を消した。次に現れるのはハイセ達がクリアした時か死んだ時だ。

 そして、その様子を陰から盗み見していた複数の怪しい影が見えていた。


 ◆ID (インスタントダンジョン)【フリオール迷宮】


「お?ここがダンジョン内か」


「普通ね」


 そこは石畳でできた迷宮だった。


「今回はギミックなしの普通なダンジョンみたいだ」


 吾郎の話によると、ダンジョンは物によって中身も異なるみたいだ。謎解きだったり、いきなりボス戦だったり、天候がコロコロ変わったり様々らしい。

 今回俺達が挑戦するダンジョンは特にギミックのないただ、モンスターを倒しながら迷路を攻略していく、最もポピュラーな物だ。


「こういうのは隈無く探索した方がいいよな」


「そうだな。アイテムを見逃すなよ」


 俺達は目の前の1本の道を進む。すると、


「キャー!!可愛い!!」


 スミレが歓喜の悲鳴をあげた。目の前には三毛猫のようなモンスターが鎮座している。三毛猫のようなっていうか、三毛猫だ。スミレは無類の猫好きなのだ。


「猫ちゃんー、どうしてこんなとこにいるのぉ?」


「お、おい!スミレ!」


 俺の声も耳に入っていないのか、目を輝かせながらスミレは猫を保護しようと近づいていく。


「あいつ、馬鹿だな」


「ああ、馬鹿だ」


 スミレが猫を抱えようとした瞬間、その三毛猫は煙のように消えた。幻影だ。


 〔ガタンッ!!〕


 スミレが居る場所の右側面の石畳が扉のように開いた。そして、そこから1体のウルフが飛び出す。


「え?」


 遠距離専門のスミレにこの距離をどうにか出来るはずがない。仕方ない。


「よっ」


 〔キャンッ…〕


 ウルフとスミレの間に一瞬で入り、迫るウルフを刀で受け流た。


「もういっちょ」


 〔グルル…〕


 振り抜いた刀はウルフの胴体を切り裂き、ウルフは粒子となって消えた。

 刀を鞘に収め、スミレの方に振り向くとスミレは気まずそうに目を逸らした。


「スミレー」


「ご、ごめんなさい」


 自分が悪いとちゃんとわかっているようだ。許してやらんことも無い。


「気をつけてくれよ」


「うん……」


「ぶふっ……!!こんな単純なトラップに引っかかるやつ初めて見たぞ!!」


 吾郎は大笑いしているが、これは俺のダンジョンだ。もっとしっかりしてほしい。先が思いやられるぜ……。


「ん?」


 ウルフの討伐結果のウィンドウに表示されるドロップアイテムを見る。


【ウルフの心臓 SR】


 え、いきなりSRアイテム?いや、これはドロップアイテムだから単純な運なのか?


「お、SRのドロップか!運いいな!」


「使い道あるのか?心臓って……」


「あー…確か、何かのポーション作成アイテムだった気がするなぁ、レアな素材だからそれなりに高く売れるはず!たぶん!」


 たぶんて……。

 ポーション作成ってことは生産系スキルがないと特に意味の無いアイテムなのか。まぁ、いい金策になるか。


「よーし!ドンドン行くぞー!」


「「おー!!」」


 その後俺達は順調にダンジョンを攻略していく。

 ダンジョンは基本的には全部で5階層ある。上階へ続く階段を探すのが主な目的だ。最後の5階層は迷路にはなっておらず、ボス部屋が存在するだけらしい。

 道中には宝箱や隠しアイテムなどもあるらしいから、探索するのに結構時間がかかる。


「1階はこんなもんか?」


 2階へ続く階段を見つけ俺達は一息つく。

 道中狩ったモンスター達の素材もそこそこ集まった。結局レアドロップは最初の1つだけだ。


「めぼしいアイテムはなかったわね」


「まだ1階だからなー。慌てずにいこう」


 2階へと歩みを進める。


「あんま変わんねぇな」


 2階も変わらず石畳の迷路だ。景色が変わらないから、同じとこグルグル回ってる気になってしまう。でも、スミレはそれも楽しいみたいでルンルンだ。


「あ!ハイセ!」


 木みたいなモンスターのトレントを全て倒し終えるとスミレが何かを見つけたようだ。


「宝箱よ!」


「おお!」


 トレントが密集していた場所の奥には宝箱が置かれていた。2階の宝箱だから、これがSRって訳じゃないだろうが。


「よし、開けるぞ…」


「わっ、眩し…」


 宝箱を開けると金色の光が放たれる。これはSR確定の演出だ。


「これは」


「指輪…?」


 デカい宝箱には似つかわしくないちょこんと銀色で中央には紫色の宝石があしらわれた細い指輪が置かれていた。


【名称:巧妙の指輪 SR 分類:アクセサリー 装備効果:DEX+5】


「DEXが5も上がるのか!さすがSRだな。性能が良い」


「確かに、ステータス上昇系のアクセサリーは大当たりだ。お前引きが強いな」


 宝の地図のダンジョンだからなんだろうか、なにかとレアな物が出やすいな。


「ほら、スミレ」


「え?なによ」


「やるよ、この指輪」


「え!?SRのアクセサリーよ!?自分で使いなさいよ!」


「俺はDEXはまだ上げなくていいんだよ。お前が使う方が良い」


 DEXの効果は遠距離攻撃の威力&命中確率アップと会心判定の緩和だ。命中確率は遠距離武器にしか恩恵がないし、会心判定は今のところは困っていない。スミレの火力が上がってくれた方が嬉しい。


「わ、わかったわ…後で返してって言わないでよ!」


「言わねぇよ…」


 スミレは恐る恐る指輪を受け取り中指に嵌めた。


「んふふ…ありがと」


「はぁ、どういたしまして?」


 ニヤニヤを抑えられないのか緩む口元を両手でむにむにして抑えようとしている。SRの指輪貰ったのがそんなに嬉しかったのか?


 その後も順調に探索は進んだ。3階は特に何も無く、レアモンスターの巣窟だった。これは俺より吾郎とスミレが嬉しい階層だったな。

 レアモンスターのお陰で多くの金とレア素材を獲得できた。ちなみにレアモンスターの討伐Pは1体につき2Pだ。3階では5体討伐したため10P貯まった。


「いつまでも初期武器はやだなぁ。早くスキル使いてぇよ」


「こればっかりは運だ。自分が気に入る武器と出会うまではステータス上げとけ」


「ステータスに割り振れる上限はあるの?」


 確かに、上限無かったら無限にステータス上げてしまう。


「上限は100までだ」


 と、ここでステータスに使う討伐Pについて解説しておこう。吾郎が言った通りステータスの上限は100、1~10までは討伐Pは5Pで良い。しかし、ステータスを上げていくと消費する討伐Pも多くなってくるのだ。

 1~10までは5P、11~30は7P、31~50は10P、51~70までは12P、71~100までは15Pと中々にきびしくなってくる。

 つまり、完凸までに必要な討伐Pは『1080P』だ。大体のプレイヤーは途中でステータスに見切りをつけ、武器スキルの解放に討伐Pを消費するようになるのだ。


「完凸まで『1080P』か。先が長いな」


「まぁ、ステータスに関しては装備とかパッシブの効果で一時的に上昇したりするからな。ある程度上げたら見切りを付けるのも大切だ」


「ちゃちゃっと良い武器見つけた方がいいな」


「そうね!」


 そして、俺達は4階に足を踏み入れる。


「えぇ…」


「まじかよ…」


 4階に入った俺達を待ち受けていたのは1~3階に出現したモンスターの大群だった。


「モンスターハウスか」


「まぁ、突破できないこともないな。前線は俺が張るから吾郎は俺達の回復に専念してくれ」


 そう言い残し俺は大群に突っ込んでいく。


「1体1体は大したことないな」


 モンスターをバッサバッサと斬り倒して行くが、モンスターの手数が多すぎる。


「くっ……」


 初めて攻撃を受けた。【転身】はクールタイム中だから発動しない。痛みはないがなんか違和感というか不快感がある。


「ハイセ!!」


 俺の背後にいるモンスターをスミレが片っ端から撃ち抜いていく。


「さんきゅー」


「ごめん、気が抜けてた」


「気にするな、後ろは任せるぞ」


「うん!」


 普段は悪態ばっかつくがいざという時は頼りになる。

 スミレのカバー、吾郎のバフやヒールによって強化されモンスターは数を減らしていく。そして、


「こいつで終わり!」


 最後の1体、コボルトを倒しモンスターの大群を討伐することに成功した。


「2人とも流石だな、俺のサポートなんてまるで必要ないな」


「何言ってんだ、お前のサポートがあるから俺達は好きに動けるんだよ」


「なに卑屈になってんのよ」


 なにを気にしてんだか。サポートの重要性は自分もよく分かってるくせに。


「お、また宝箱があるぞ」


「これだけ頑張ったんだからきっと良い物が入ってるはずよ」


「さてさて、中身やいかに…」


 宝箱を開いた。特に演出はない、はずれか?そして中身を見る。

 なんと、中身は長い舌と人の骨を噛み砕きそうな無数のギザギザの歯だった。


「へ?」


 〔グギァァァァァア!!!!〕


 こいつは……。


「「「ミミックだぁああ!!!!」」」


 俺達3人はミミックから距離を置き、様子を見守る。


「なんなのあいつ……心臓に悪いわ……」


「こんだけ頑張ったのにミミックって……そりゃねぇよ……」


 4階はモンスターハウスだけだ。この部屋に他の宝箱がないってことはこれだけなんだろう。


「いや、場合によっては大当たりだ。ミミックはとある条件を満たせばSR以上確定の宝箱に変化するって話がある」


「まじかよ。条件ってのは?」


「20m以上離れた位置から鍵穴のみに攻撃を当てる事だ」


 俺と吾郎はスミレを見る。


「ふん。余裕ね」


 スミレは矢を番え、弓を引く。すると、


 〔ギゲゲゲゲゲゲ!!!!〕


「え、ちょ」


 狙われているのを理解したのか、ミミックは箱から手足を生やした。


「おいおい…嘘だろ…」


 そして、俺達目掛けて全力疾走で迫ってきた。


「に、逃げろ!!」


「いーやー!!気持ち悪い!!ミミックってあんなんなの!?」


「ただの偽物宝箱じゃねぇのかよ!?」


 こんな状態で20m離れた位置から射抜く事なんて出来るのか?止まれば近づかれるし、走りながら矢を番えても失速して追いつかれる。トップスピードを維持しないと。

 それに、スミレのAGIじゃミミックとの差があまり開かない。


「い、いけるか?スミレ」


「さすがに全力疾走しながら当てるなんて無理よ!」


「だよなぁ……」


 なにか良い手はないか……?

 トップスピードを維持して、スミレは集中して弓を引く……。そうだ、俺が足になればいい。


「スミレ!肩車してやるよ!」


「え!?ちょ、嫌よ!恥ずかしい!」


「頼むよ!アクセサリーあげただろ?」


「それを今言うのはずるいわよ!……もう!わかったわ!」


「よし!」


「後で覚えてなさい……」


 俺はスミレの股下に頭を入れ一気に持ち上げた。……自分でやっといてなんだが、中々恥ずかしいな…。

 そんな俺達の様子を吾郎はニヤニヤしながら見ていた。後で覚えてろ。


「準備が出来たら言ってくれ!」


 顔を真っ赤にしている俺とスミレはトップスピードを維持する。


「ふぅ……」


 そしてスミレは深呼吸して矢を番える。


「いいわよ!」


 俺は急停止して、即座に振り向く。


 〔ギゲゲゲゲゲゲ!!!!〕


「気持ち悪いわね!!」


 弓を引き、ミミックの鍵穴目掛けて矢を放つ。


「え!?」


 しかし、ミミックは容易に矢を躱す。


「なんなのよあいつ!!ミミックの癖に身体能力高すぎでしょ!!」


「スミレ、いけそうか?」


 スミレはしばらく考えた後、顔を上げた。


「やるわよ。私は鶴矢流の跡継ぎなのよ。こんくらいできなきゃ相応しくないわ」


「よく言った」


 俺は再び走り始める。


「ふぅ……。ミミックの身体能力は大体把握したわ」


 再び矢を番え、弓を引く。


「準備できたわ!」


 スミレの声を聞いて再度素早く振り向いた。


「はっ!」


 放った1射目はさっきと同様容易に躱される。間髪入れず2射目。


 〔ギゲゲゲゲゲゲ!!!!〕


 捉えたと思われた2射目だが、なんとミミックはすんでのところで躱したのだ。どうなってんだこいつ。


「スミレ!」


「言ったでしょ。ミミックの身体能力は大体把握したって」


 俺はミミックの方を見る。


「ははっ……流石だ」


 いつの間にか放っていた3射目の矢が、ミミックの鍵穴に突き刺さっていた。


「鶴矢流『光風参閃(こうふうさんせん)』」


『光風参閃』は5秒の間に3本の矢を放ち、的確に敵を射る鶴矢流の速射技だ。


「今のは5秒なんてもんじゃなかったぞ?」


「ハイセの『驟雨』と同じよ。ステータスの補正で普段より速く的確にできるの」


 スミレは嬉しそうにしている。確かにいつも以上の力を出せるってのは楽しい。

 吾郎はそんな俺達の様子をなんとも言えない顔で見ていた。


「お前らいつまで肩車してるんだ?早く宝箱開けようぜ」


「「あ…」」


 顔を赤くしながらスミレはそそくさと俺の肩から降りた。


「さ、さて!中身はいかに!今度こそ!」


 ミミックの宝箱はSR以上確定だって言ってたな。言葉通り宝箱の隙間からは金色の光が放たれた。


「お?」


「服みたいね」


 宝箱の中には黒い布が入っていた。どうやら防具を手に入れたようだ。


「なになに……?」


【名称:宵闇のロングマント SR 分類:防具 装備効果:HP30%UP STR+5 AGI+3 アクティブスキル【隠密】使用可】


 おいおい…。SRって上から2番目のレア度だよな…?それでこの性能って、URはどんだけすごいんだろう。


「黒いマントか」


 マントを羽織り、性能を確かめる。


【隠密:30秒間気配を完全に絶つ。存在が認識されている場合は発動しない。クールタイム:120秒】


「隠密は相手に見られていたり、存在を気取られていると発動しない。逆に不意打ちや隠密移動とかでは無類の強さを発揮するすげぇスキルだ」


「不意打ちかぁ。じゃ、サシの勝負の時とかはまるで役に立たないな」


「そう言うな」


 スキルの使い道が限られていても、ステータス補正は強力だ。黒いマントってなんか在り来りだが、気にしないでおこう。

 宵闇のロングマントを装備し、俺はパワーアップを果たした。


「どうだ?似合うか?」


「知らないわよ。いいんじゃないの?」


「適当だなぁ…」


 スミレはツンケンしているが顔は満足そうだ。少しは似合ってたってことかな?そう捉えておこう。


「よし、次で最後か」


 俺達は5階へ続く階段を登った。


「でけぇ扉だ」


「いわゆる"ボス部屋"だな」


「いよいよね!」


 さて、どんなボスが待ち受けているのか。

 楽しみだ。


ご閲覧ありがとうございます!


次回をお楽しみに!

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