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第27話 いざ、ワコクへ

 

 翌日。


 ◇SA【中央都市:シアレスト】


 レオルにメッセージを送ったところ、シアレスト王城前のレストランに来て欲しいとの事だった。


「俺達もいい加減マッピングしないとな」


 円卓のギルドハウスはまだ行ったことがない街にあったし、やっぱりワープポイント解放しないと不便だな。


「飛龍乗らなきゃダメでしょ……?」


「飛龍乗らないと何年かかるかわからんぞ」


 マッピングが進まない理由はここにもあるか。


「ハイセ!スミレ!お待たせ!」


「レオル、昨日ぶりだな」

「こんにちは」


「昨日ぶり!」


 レストランに入り、案内されたのは個室だ。レオルが予約してくれていたらしい。デキる男だ。


「さてと、なにか聞きたいことがあるんだよね?」


 スミレはチューチューとストローでジュースを飲み始めた。自分は傍聴に徹するってか。


「まあな。単刀直入に聞くが、なんでお前が刺客として送り込まれてきたんだ?」


「それは、僕が自ら圭吾さんに志願したからだよ」


 リオン自ら、親父に?


「圭吾さんが、ハイセの対戦相手を募集しているって噂を聞きつけてね。うちの親父の推薦もあって僕が採用されたんだ」


 あの親父の事だ、リオンが釣れるように色んなところで情報をばらまいていたんだろう。あいつはそういう男だ。


「まさか無防備な君を奇襲することになるとは思わなかったけどね」


「それで俺は負けちまったのか」


「木の棒なんだから負けるに決まってるだろ!?あれで僕が負けてたら破門になっちゃうよ……」


 それは、まぁ、そうか。


「それよりもだ、なんでわざわざこんな事に志願したんだ?いえばあれは俺の親父が趣味でやってることだろ」


「息子に刺客を送ることは趣味とは言わないんじゃ……」


 趣味みたいなもんだろ。毎度毎度困ったもんだよ。


「俺と本気でやり合いたいなら正式な場を設ければ良いだろ。4年前みたいに」


「そうしたいのは山々なんだけどね。まだ君に勝てるイメージが湧かないから。それに、国のお偉いさんの前で負け続けるのもちょっとね」


「負けたって恥じることはない。敗北は更に自分を強くしてくれる」


 レオルは難しそうな顔をしている。なんだか歯切れが悪いな。


「ベネクト流は国最強の流派なんだ。立場やメンツって物があるから、自分の身勝手では動けないんだよ」


「そうか」


 国のお偉いさんからしたら国自慢の流派が負け続けるってのは、その流派の存在意義を疑うことに繋がってしまうかもしれない。


「鷹見流ほど長くはないけど、ベネクト流にもそれなりの歴史がある。下手なことはできないよ」


「だから正体を隠し、刺客となって俺と戦ったのか」


「そういうこと」


 まぁこれからはこの世界なら人の目を気にせず思う存分戦える訳だ。素晴らしいゲームを作ってくれたものだ。


「最後に聞きたいんだが、俺の親父は今どこで何をしているか知ってるか?」


 別に家に帰ってきて欲しい訳じゃない。余計なことをしないか心配なだけ。


「それは……」


 レオルは気まずそうに目を逸らす。


「ごめん、僕にもわからない。やり取りは全部メールだったからね。ハイセと圭吾さんの事はうちの親父から聞いてる。力になれなくてごめん」


「いや、いいんだ。気にするな」


 親父が何を考えているのか、俺にはさっぱりわからない。何を思って息子を置いて出ていったのか。ただ言えることは、あいつはいつも"先"を見てみるという事だ。


 あいつ……鷹見圭吾には、優れた先見の明がある。冷静に状況を判断し、未来を見通す力。もちろん、超能力とかそんなんじゃなく、ただあいつは"予測"するのが得意で"勘"が良かった。俺の第六感も親父の遺伝だろう。


 そんな奴が今どこで何をしているのか、考えるだけ無駄か……。


「ハイセ?」


 スミレが俺の顔を覗き込む。


「……なんでもない。暗い話して悪かったな。あ、そうだ!レオル、お前この後時間あるか?」


「時間?予定は……あ……な、ないよ!」


 レオルのこの顔、本当はあるけど何かを察して嘘をついたな。まぁ。いいけど。


「俺達明日"ワコク"に行こうと思うんだ。一緒にどうだ?」


「ワコク!?いいの!?」


「ああ、あの入国手形はパーティで使えるらしい。まだパーティに空きはあるし、歴の長い有識者が居てくれるとありがたい」


「願ってもない話だよ!断る理由なんてない!同行させてもらうよ!」


 レオルにパーティ申請を送るとすぐに入ってきた。


「一応仲間には連絡入れとけよ。イベント次第では長旅になる」


「そ、そうだよね」


 レオルは恐る恐る仲間に電話をかける。相手はおそらく副ギルドマスターのデイルだ。


 ペコペコとレオルは頭を下げている。これは怒られてるな。


「と、とにかく俺はハイセ達とワコクに行くから!会議の内容は纏めて俺の机の上に置いといて!じゃ!」


 〔お、おい!まて!レオ……〕


 〔ブツ……〕


 デイルといいカスミといい、副ギルドマスターって苦労するんだなぁ……。


「レオルも意外とアデルタイプなのね」

「だな」


「い、いつもはちゃんとしてるんだよ!?でも、今回はどうしても……」


「わかったわかった、今度しっかりデイルを労ってやれよ」


 こうして、レオルは一時的にだが、俺達のパーティーに加入した。最強格のプレイヤーが味方ってのは心強い。


 俺達はワコクへ渡る準備を始めたのだった。


「【麓の街:ロザルド】に行けばいいんだよな」


「なんか申し訳ないわね。私達まだ東の奥はワープポイント解放してないから」


 ワコクはゼナルド山脈から更に北に進み、東に海を渡った島国だ。

 ゼナルド山脈より奥はまだ行ったことがない。探索しようと思ったタイミングでデュエル・コロッセオが来てしまったからだ。


「気にしなくていいよ!飛龍で飛べばあっという間だからね!」


「ひ、飛龍……そうよね……」


 スミレは飛龍と言う単語に敏感になっている。

 ちなみに、ワコクには飛龍では入れない。いわゆる見えない壁ってやつだ。ワコクに入るには入国手形しかないらしい。どこで手に入るかはまだ謎だ。


「ワコク……第六天魔王……か」


 もし、織田信長関連のクエストだとするなら、報酬はなんだろうか。火縄銃?確か、レオルの時はUR確定だったって言ってたよな。今回はどうなんだろう。


「もしかしたら、あの刀貰えたり…?」


 織田信長が所持していた、あの有名な刀だ。


「へし切長谷部だよね」


「詳しいな」


「まあね!」


 レオルはワクワクした様子で準備をしている。俺の加州清光を見て入手場所と方法をしつこく聞いてきたから、レオルはおそらく"刀マニア"なのだろう。


「そういや、この世界にも【鷹神】ってあるのかな」


「どうだろうね。少なくともリリースしてから1年鷹神の情報は聞いてないね」


 もし実装されたらレアリティはどうなるんだろうな。一応名刀だし、UR辺りかな?


 その後、ハルも合流し俺達はゼナルド山脈に向かった。


 ◆BA【ゼナルド山脈】


「さ、寒い!!なんでゼナルド山脈登るんだよ……レオル……」


 ワコクはまだ北に進まないと行けないはずだ……。正式な順路で言えばゼナルド山脈を迂回しなければいけない。


「防寒はしてないのかい?」


「防寒具持ってないし……魔法は……魔法!!!」


 なぜか俺やスミレと同じようにハルも凍えている。


「ハル!!保温の魔法!!」


「まだ覚えてません!!魔法は討伐Pのコスパ悪いんですよぉ……」


 コスパ悪いってのはよく聞くが。

 そういやハルもまだ初めて2ヶ月やそこらなんだよな。


「始めたばっかのビギナーでもサポート魔法使ってたやついるんだぞ?」


 吾郎がそうだ。でも、あいつとフレンド登録した時って討伐P3だったよな?どういう事だ。


「サポート魔法って初めて討伐P使う時だったら1つだけ無料で覚えられるんです」


「まじか。俺も覚えりゃよかった」


 吾郎のやつ黙ってたのか。ケチだなぁ。


「師匠みたいにゴリゴリ前衛で戦うような人にサポート魔法はかえって邪魔かも知れません。敵の攻撃を掻い潜りながら、刀を振り、敵の動きを予測しますよね。それに+スキル一覧を開いてサポート魔法って感じです」


「……無理だな」


 俺はそこまでマルチタスクできないし。


「それに、最初に覚えられるのは単純なバフと敵にデバフを掛けるものくらいです。ちなみに、保温とかの環境対応系を覚えられるのはもっと後なんですよ」


 そうか、そういう事か。疑って悪かった吾郎。


「はぁ……仕方ないなぁ。これ使ってよ」


 レオルはインベントリから3つのコートを取り出した。


「さすが、No.1ギルドのリーダーだ……。何でも持ってるな」


「伊達にリリース当初からやってないからね」


 レオル様様だな。


「ふぅ……暖けぇ……。んで、なんでゼナルド山脈なんだ?」


「ゼナルド山脈の頂上から飛ぶ方が早く着くからね。それに、頂上からだったら薄らワコクが見えるんじゃないかな?」


 確か、俺達がここでフロストギガンテスと戦った時はワコクが追加されるアプデ前だったな。


「フロストギガンテス周回したのが懐かしいわね」


「もしかして、魔氷?」


「ああ、武器作るのに必要でな。結局2日かけて3つしか落ちなかったけど」


「3つも落ちたの!?」


 そんな驚くことか?


「俺達が狩りに来た時は3日かけて1つだよ……」


「そりゃ運が悪かったな」


 3日もここでひたすら狩りか……。そりゃ大変だ。

 そんな他愛もない会話をしていると、ゼナルド山脈の頂上に着いた。


「ほら!向こうの海を見てみてよ!」


 レオルが指さす方を目を凝らして見てみる。


「おぉ……あれがワコクか。確かに前来た時には無かったな」


 そこにはしっかり島が見えていた。見た感じ、中々大きい。


「よし、それじゃ出発するか」


「うん!」


 俺とレオルとハルは笛を取り出し、飛龍を呼んだ。


「あれ?スミレさんは呼ばないの?」


「わ、私はハイセと一緒に乗るから……」


「えーずるいー、スミレさん震えてません?まだ寒いんですか?」


「いいえ、平気よ……早く行きましょう」


 飛龍の背に乗るとスミレの震えが増した。いつもの事なんだが初見の人からしたら大事だと思うよな。レオルが心配そうに見ている。


「大丈夫?」


「ああ、いつもの事だ。超が付くほどの高所恐怖症なんだ。一気に飛んでしまおう」


「あー、なるほどね」


 俺達はワコクに向けて出発した。


 ◇◇◇


 ◇SA【港町:メキア】


「こっから船に乗るんだろ?」


「そうだね。もうすぐ船も出るみたいだ」


 死にかけのスミレを引っ張りながら船が待つ港へと足を進める。


「時間があればこの街も散策したかったんだけどなぁ」


「うーん、この街はあまりこれと言ったものはないよ」


「そうなのか?大体どの街もそれぞれ特徴的な物が売ってたりしたんだけどな」


 ロザルドには氷の剣とか売ってあったな。すぐ溶けてなくなる玩具みたいな剣だけど。


「前は賑わってたんだけど、アプデでワコクが追加されてからはなんだか物々しい雰囲気になったんだ」


 なるほどね。確かにここからワコクは目と鼻の先だ。互いに牽制しあってんだろ。でも、流石にこのままなはずはないよな、なにか大きな1回限定のリアルタイムイベントでもあるんだろうか。


「そんな状況なのに船出してるのか?」


「うん、メキアの船の時刻表には書いてあるけど……」


 レオルが見せてきた時刻表には確かに時間が書いてある。

 でも、明らかに手書きで追加されてるけど……大丈夫か?


「師匠!あれじゃないですか?」


 ハルが指をさしたのは人5人乗るのがギリギリの明らかに怪しい小船だった。


「嘘だろ……」


 恐る恐る近付いてみる。


「おじいさん、この船でワコクまで渡れるかい?」


 レオルが話しかけた。NPCだから決まった言葉しか返ってこないだろうけど。


『今のワコクは……かの第六天魔王の権威が振りかざされておる……』


「第六天魔王?」


「織田信長っていう日本の武将の異名だ」


「ノブナガ!!その偉人の名前は知ってるよ!!楽しみだ!」.


「お、おう……」


 レオルは目を輝かせている。そんなに日本が好きなのかな?


『ワコクに行きたければ、入国手形が必要じゃ……』


【入国手形を使用しますか?】


 はいのボタンを押す。


『なんと……西の大陸にも入国手形を持っておる人間がおろうとはな……船に乗れ……出してやる……』


「あ、ありがとう」


 俺達は船に名乗りこみ、ワコクを目指す。ワコクの周りは見るからに嵐だ。本当に大丈夫か?


 目の前に嵐が迫る。それじゃなくても、このおじいさんの船の運転が下手すぎる……!


『おお……!!この嵐は、第六天魔王の怒りじゃあ……!!怒りを鎮めたまえぇ……』


「これは酷いね……飛ばされそうだ……」


「ハイセ……」

「捕まってろ」


 スミレは俺の腕にしがみつく。


「ワー、トバサレルー」


 あからさまな棒読みでハルも俺の腕にしがみついてきた。


『おお!!第六天魔王!!』


 船乗りのおじいさんは相変わらず訳の分からないことを言いながら運転している。勘弁してくれ……。


 色んな意味で疲労困憊の中、やっとの思いでワコクへとたどり着いたのだった。


 ◇


『気をつけられよ、西の者達……。第六天魔王の目はワコクの全てを監視しておる……くれぐれも!!第六天魔王の怒りに触れぬように……』


 フラグにしか聞こえないんだが。


「き、今日は散々ね……」


「まさか、ワコクに来るまでがここまで困難だったとはね」


「だが、着いた!!ここがワコクか!」


 ◇SA【東の島国:ワコク】


 一気に和風になったな、生えてる木は松や紅葉、港の奥には大きな門が構えられている。門の作りも瓦を使用した和風な創りだ。


「うわぁ!これが日本かい!?侍はいるの!?忍者はどこかに隠れてたりするかな!?」


 リオンは興奮気味に周りをキョロキョロしている。


「落ち着け。日本じゃなくてワコクな。つい最近まで日本に居ただろ。侍はいるんじゃないか?ほら、門番見てみろよ」


「鎧をきてるね!!黒塗りだ、かっこいい……」


 どうやら重度の戦国時代ファンみたいだ。


 さて、入国手形はまだ手元にあるな。これ見せりゃいいのか?


『お主ら、見慣れぬ顔だな。名を名乗れ』


「ハイセ」

「スミレ」

「ハル」

「レオルです!!」


『ふむ……。見慣れぬ格好だが、入国手形は持っているのか?』


【入国手形を使用しますか?】


 入国手形を見せると、門番はまじまじとそれを見ている。そして、大きく目を見開き、急に土下座をした。


「え、え?どうした?」


『こ、これは!!失礼しました!!貴方様はワコクの主、ノブナガ様の客人でございましたか!!御無礼お許しくださいぃ!!!』


 ノブナガの客?この入国手形がそうだって言いたいのか。


【シークレットクエスト:第六天魔王を開始します】


「シークレットクエスト……!!」


 本来ならここでは普通に入国できたんだろうな。デュエル・コロッセオの賞品は特別製だったってことだ。


『ノブナガ様がお待ちです!!今より半刻後にアヅチの城へお越し下さいませ!!』


 俺達はワコクの街に足を踏み入れた。


 ◇SA【ワコク:城下町オワリ】


 オワリ?城の名前アヅチなのに?織田信長関連だから、リアルの地名とか関係ないのか。

 アヅチの城って安土城の事だよな。オワリはたぶん、信長が産まれた尾張のはずだ。


「ハイセ!半刻ってどのくらいなんだい?」


「半刻って言えば確か、大体1時間くらいじゃないか?」


「1時間が出来たってことだよね!?俺、ちょっと行きたい所があるんだ」


「どうせ時間あるし、一緒に行くか」


 そう言ってレオルが足早に進んで行った場所は武具屋だった。


【武具屋】


「おぉ……刀がズラリ……って言うか刀と弓と槍しかないな。少しだけ棍棒がある」


 来た感じ鎖国してるっぽいし、ロングソードなんか置いてあるはずないよな。レオルは何が目的なんだ?


「ほあぁ……。す、凄い……刀がこんなにも……」


「刀見に来たのか?向こうでもいっぱい置いてあるだろ」


「ワコクで見る刀と向こうで見る刀が同じだと思うかい!?」


 え、ちがうの?

 俺は刀を手に取りウィンドウを開いた。


【名称:日本刀 C 耐久値50 説明:駆け出し冒険者に配られる最もスタンダードな日本刀。性能は可もなく不可もない】


「……一緒じゃねぇか!!」


「違うよ!!これは気持ちの問題さ!!地面は石タイルじゃなくて土……瓦の屋根……道行く人達は皆着物だ!!この素晴らしい情景と共に眺める刀が一緒だと思うかい!?」


「あー……そう。うん、ソウオモウ」


「だよね!?これが、ワビサビの心……」


 レオルはうっとりしながら言っている。

 ワビサビは……少し違うかもしれないな。興奮しすぎて倒れたりしないよな?


「レオルは重症ね」


「みたいだな」


「リアルでハイセの本家見たら倒れちゃうんじゃない?」


「あー、かもな」


 俺の家は模範的な程の和風だ。日本庭園もあるし、刀もある。じじいはいっつも着物着てるしな。


「ほうひはんへふは?へほふはんは?(どうしたんですか?レオルさんは?)」


「何食ってんだ?」


 ハルは基本自由だな。


「みたらし団子です!美味しいですよ?」


「そ、そうか……」


「みたらし団子!!いいね!俺も食べるよ!」


 レオルは武具屋に行ったり、甘味処に行ったり走り回っている。


「レオルさん、どうしたんですか?」


「さあな。しばらく自由にさせてやろう」


 その後、レオルはあちこち買い物しまくり、インベントリがいっぱいになっていた。


ご閲覧いただきありがとうございます!


次回をお楽しみに!

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