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爆縮と体温の機知(11)

カンフル剤

削げ落ちて骨

肉の有り難みを忘れ

没頭する芯

包み隠さずに雨晒し


活力の先端

火をつけた日に生まれ

縮んだ死屍

抜け落ちたから死ぬ


断簡零墨

踏み鳴らした骨音に

リスペクトの無さは

まさに作品の死だ


亡いものに意味は無いから

個人の感覚でバラバラになる


分解された本のページ1枚は

ただの遺物の一つになる

違う価値が出るなら

それは違う物だ


抜け出して時

思い出を削り散らし

風に舞う布

地に落ちれば塵


感情の末端

消えながら整え

点状の自我

見失いて意味


暴虎馮河

とぐる撒いた風に

スペースがあれば

まさに寛容の席だ


矛盾を抱き締めれる場所だから

二人が賑やかな一組に成れる


記録された写真の1枚は

ただのアルバムの一部になる

同じ価値だから

同じ場所にあるのだ





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