技術? 緩叙法
強化するために、穏やかな表現する方法。
『好き』ではなく『嫌いではありません』と表現したり、人間性への嫌悪に『残念です』という言葉を用いたりすること……でしょうか?
ネット社会でのストレートな言葉を用いる習慣の人には、伝わりにくい表現のようです。
小説に活用するイメージとしては、ツンデレとか、少しクセのあるキャラクターのセリフに使われることが多いでしょうか?
また、感情的に語ることを嫌う人柄の表現、(上下関係や過去の恩義への配慮として)感情的に語ることを避ける場面でも使えるでしょう。
『嫌いではない』は、反対の事柄の否定ですから、強調の意味合いも含まれると思います。
『残念です』は、意味するものを限定しないことに、深い意味があることの匂わせや自省を促す意志も含まれるでしょうか。
物語的には、そこに相手がトンチンカンに受けとめることで生まれる笑いを楽しむのも、面白いかも知れません(笑)
ただ、この表現の最後には、多用するとキザになったり嫌味になったりするという注意書きもあるので、そーゆーキャラクターの演出としてセリフに使うのもいいかも知れません。