転生
??「はぁ!?何を言ってるんですか!」
??「だから、俺、転生する!」
??「あなたの力を使えば可能でしょうが、どうして」
??「うーん、この世界に飽きちゃった」
??「そんな理由で……」
??「まぁ後のことはよろしく!この国はお前にやるよ」
??「ありがたくこのテオールの国は頂きますよ魔王様」
魔王「よし、じゃあ始めるか」
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元魔王「…………」
??「ーーー」
??「ーーー」
転生したばかりで視界もぼやけてるし
耳もよく聞こえんな
恐らくこの2人が俺の生みの両親なのだろう
??「やっぱりあなたに似てるわ、エル」
??「いいやお前に似てるぞソフィ」
ソフィ「いやいや、あなたに」
エル「いやいやお前に」
おいおいそんなことで喧嘩するなよ……
母親はソフィことソフィア・アーデン
父親はエルことエルリット・アーデン
この世界のことは分からんが
恐らく貴族か何かだろう
部屋が異様に豪華だ
ソフィ「はぁ、まぁいいわ、それより名前を決めましょう」
エル「それもそうだな」
ソフィ「実はもう考えてあるの」
エル「ほぅ、奇遇だな私もだ」
ソフィ「私はねフィルがいいわ」
エル「私はマークがいいと思う」
おいおいまた喧嘩が始まるのか……
ソフィ「よしじゃあ間をとってフィルクにしましょう」
エル「お前の名前の要素が強い気がするが」
ソフィ「あら、何か問題でも?」
エル「いいや、特には無いな」
ソフィ「ではこの子の名前はフィルク・アーデンです」
こうして俺のフィルク・アーデンとしての
新世界生活が始まった