カワル#1
風邪で熱がでているので、
文章がおかしいところがなきにしもあらず…て感じですが…。
ご了承ください。
「なにかがきこえたんだ。気付いたときにはもう走り出してたんだ…。校内をずっと走り回って、たどり着いたのがここだったんだ。そしたら君が、歌ってた。」二人だけの静かな教室に僕の声が響きわたる。ただ頷いている彼女を見つめながらまた話を続ける。
「そしたらさ、ずっと音のありかを探しているとき、声が聞こえてきたんだ。」
「声?」彼女がたずねる。
「そう…。『とどいてる?』って聞くんだ。」すると彼女は、
「それで、宇佐美くんはなんて言ったん?その人に…」と、うつむきながら言った。
「はじめは戸惑った。僕に尋ねられたのかわからなかったからね。でも、あたりを見回しても人はいない。その言葉は確かに僕の心にとどいたんだ。だからとどいてるって答えたよ。」
少しの沈黙のあと彼女が話しはじめる。
「私、音楽やるのは好き。ギターも好きやし、歌うのも好きや。私はギター弾ける人ってかっこいいって思うし、もっと上手になりたいって思う。」僕はただ頷いた。
「今まで…ほら、私太ってるし、地味でクラスの男子とかにいじられること多かったけど、変わりたくて、かっこいいって思われたくてはじめた。自分が楽しいって好きって思えることに集中してたら、周りの景色が一気に変わった。なんでも楽しいって思えた。そしたら、友達とかもいっぱい私のことに来てくれて仲良くしてくれるようになった。」その言葉は容赦なく僕の心を刺した。僕は地味で友達もいない。なのに変わろうとしない。僕は言葉を返せなかった。
関西弁女子、ぽっちゃりなんです。
私の想像上は、デブではなく、ぽっちゃりです。
くびれもあるし、鎖骨もみえます。
そんな感じです。