キコエル
長い小説を読む時間が無い…。ということに困った事があったので、いっぱい読みたい!ちょっとずつ読みたい!という両方の意見に答えられるようにしたいと思い、本文を短くするかわりに投稿を早めにしていこうと思います!
どこかからなにかがきこえた。そのころには走り出していた。その聞こえたなにかを探し求めて。
僕は何か刺激を求めていた。
高校に入学したばかりはであるが、やはり変わりばえのない日々に飽きていた。決して頭は良くない。これといった特技や趣味もなかった。でも高校になれば退屈なこともなくなると思っていた。きっと、友達もたくさんできて忙しい毎日を過ごすんだろうと勝手に思っていた。
…きこえる。確かになにかがきこえるんだ。僕は校内を闇雲に走り続けた。聞こえるんじゃない。聴こえるんだ。心が、目が、耳を澄ますんだ…なにかを…聴くために…。それはだんだんと、"hear"から"listen"に。
音か…?声か…?なんなんだ?どこからなんだ?
『とどいてる…?』っ…?!声…女の子だ!
「とっ…、、、」
『ねぇ、とどいてる?』
「とどいてる!どこにいるの?!」音のする方へ走る。
さっきまで聴こえていた曖昧な音は、しだいに大きさを増すにつれ、ひとつのものを紡ぎだす。どこか暖かく、懐かしいもの…。
たどり着いた場所は1年3組…僕の教室だ。
…ギターか?誰かが弾き語りをしているのだろうか…?リズムをきざんでいる。メロディを紡ぎ出している。
聴こえてきたは僕の心を貫いた。
高1の春。僕は彼女に出会った。
はじめての執筆だったので、
抜けているところ、誤字や脱字…
表現のおかしいところもあったかと思いますが、
これからも頑張って行きたいと思います。