第15話 「お土産」
15話です。感想待ってます!
3日後。
「こんにちは~」
「Oh!what's up?」
レナが挨拶すると、英語が返ってきた。
「お土産持ってきました!どうぞ!!」
「あ、107号室の…誰だっけ?まあ、いいや。サンク」
「いや、よくない!里然レナです!もうそろそろ覚えてくださいよぉ~」
レナは泣きそうな顔で言った。
相手はロバート。アメリカからやってきた研究者である。一応日本語もしゃべれるが、名前は全く覚えていない。というか、覚える気がないようである。
「オ~レネンさん、ソーリーソーリー…」
「りねんですっ!」
「あ、リネンさん…で。どこのお土産ですか?」
「あ、大阪のたこ焼きです。温めてから食べてくださいね~」
「オオサカ!行ってきたのですか?」
「いや、友人が行ってきました」
レナはそう言ったが、実は通販で購入したものである。いや、そこらのバッタもんではなく、本場大阪で作られたものである。もちろん盗聴器入り。
「サンキュー!一度オオサカのタコヤキをイートしてみたかったんですよね~」
…英語と日本語が混じっていますよ、ローバーさん??おっと、名前を間違えた…
「じゃあ、また!」
「see you!」
こんな調子でレナはお土産(盗聴器)を持っていった。
一方、研究室ではカグとリョウがコンピュータの前でヘッドフォンをして何かを聞いていた。
『oh~very delicious!!』
『How it got from anyone?』
『This I got from the 107 Room person』
「よしよし、ちゃんと機能しているな…」
2人は盗聴器が上手く動いていることがわかり、満足そうな顔をした。
「けど、24時間ずっと聞いているのは無理だね…こっちの研究も進めないと…」
リョウが心配そうに言った。
「あ、それなら。ある特定の単語を言ったらコンピュータが知らせる、というプログラムを作ればいいじゃん!たとえばCONNECTとか」
「…壊すことだけは勘弁してくれ」
「まあまあ、大丈夫だって」
そういって、カグはキーボードを叩いた。
次回16話!3/25の19:00に投稿します。




