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第13話 「仲間集め?」

13話です。感想などありましたら遠慮なくお願いします!

「けど…もしこの研究棟の中にこの事件にかかわっている人がいたらどうするの?」


 レナは言った。それに対して、カグは思いもよらない方法を言い出した。


「…盗聴すればいいじゃないか!」


 カグはいかにも「悪人です」というような顔で言った。


「え!??それ、まずくない?ねぇ、リョウ?」


 レナはそう言ってリョウの方を見た。すると、リョウは腕を組んで少し考えた後、口を開いた。


「うん、盗聴だな」

「え…えええええ!!?????」


 レナは2人の意外な反応に戸惑った。


「いや、だって…盗聴はいけないんだよ!?」

「じゃあ、他に方法はある?」

「いや、あるというわけではないけど…」


 結局、レナは2人に合わせることにした。


「じゃあ、具体的な方法は?」

「お土産といって盗聴器を仕込んだハンバーグか何かを食べさせる。で、普段の話をしているときに不審なことが無いかを盗聴するという具合だ!」


 カグは自分の解説に満足したのか、レナにドヤ顔。一方、レナは…心の中で「なぜお土産の例がハンバーグ!?」と突っ込んでいた。


 STECには多くの盗聴器が開発されているが、その中に、体内に盗聴器を仕掛けることができるものがある。これは、耐熱・耐電磁波・耐衝撃・耐酸に特化しており、大きさが髪の毛の太さと同じくらい。食品に混ぜて食べさせることで体内に仕掛ける。この盗聴器は表面に特殊な加工がしてあるため、消化器官の内側に1週間以上も引っかかっていることができ、さらに盗聴器から半径50m以内であればコンピュータで音声を受信することができるのだ。3人はこれを使って第247研究棟にいる49人(カグたちを除いて)の日常の会話を盗聴することにした。ちなみに、日本円で1個3円(1万個購入したときの値段)。


 その後、レナは2人に説得されて通販を通じて盗聴器を買った。30分後には届くらしい。


「さて、例の物が届くまで何するか」

「そういえば、この間ネットワークから見つけた計画書以外に計画の実行日とか書いてあるものは無かったの?」

「いや、まだ調べてない。じゃあ、少し調べてみるか」

「じゃあ頼むよ」


 カグは再びコンピュータの前に座り、キーボードを叩き始めた。

まさか盗聴器を使うとは・・・。

次回14話!3/23の17:00に投稿します。

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