第11話 「コンピュータとの再会」
え~、11話です。感想などありましたら遠慮なくお願いします!
それから2日後の2067年3月19日。
「やっっったぁぁぁ!!!!!コンピュータが帰ってきたぁぁぁぁ!!!!!」
カグの声が第247研究棟107号室に響き渡った。
研究室の5分の1を占める、大きな黒色の箱。この箱の中から「ウ~ン」という音が聞こえてくる。これがこの研究室のコンピュータである。このコンピュータは、円周率3.14…を1秒間に100京桁計算できるらしい。
「カグ!もう壊さないでね!?」
「わ、わかってるよ!!70%は保証する!!!」
「カグ、あとの30%はどこへ行った?」
「えっと…その……食べました」
カグは「てへっ☆」というような顔で言った。一方、2人は不意打ちを食らい思考が停止した。
「じゃなくて!何があっても絶対に壊さないこと!!」
1分後、我に帰ったレナはカグに強い口調で言った。
「いや…だって、にんげ」
「「壊さないこと!!!」」
「…はい」
カグは2人に言われて何も言い返すことができなくなった。
「さて、早速だけどデータの解析をやってみますか」
リョウがコンピュータの画面を起動して、データの解析をするためのプログラムを起動しようとしたとき、カグが言った。
「あの~、この間リョウが見つけた計画書にかかれていたネットワークパスを調べてみたいんだけど…どう?」
「あ~、僕はどちらでもいいんだけど…レナはどう思う?」
「う~ん…先にデータの解析を終わらせない?5時間あれば終わると思うわ」
「わかった。じゃあ、先にデータの解析をするか」
といっても、カグはほとんど何もできない。コンピュータを壊したという前科があるからだ。コンピュータの操作はリョウが担当し、レナとカグはコンピュータが弾き出した結果をまとめて考察する。
「これどうかな?」
しばらくして、カグが口を開いた。
「ん?…いや、これは違うな。多分ストロンチウムだと思う。ちょっと待ってくれ」
そういって、キーボードを数回叩いた。すると、画面にたくさんの数字が出てきた。
「えっと…うん。ストロンチウムだね」
「え~、まじか…」
カグはガクッと肩を落とした。こんな調子でデータの解析が進んでいく。
そして、データの解析開始から5時間後。「ピー」と言う音がした。コンピュータの解析終了の合図だ。
「こっち、終わったぞ」
リョウが言った。
「こっちも終わったわ」
「じゃあ、さっき言ってたパスの探索して見ていい?」
「あいよ」
カグはコンピュータの前に座った。
「じゃあこの間の計画書を見せて」
そう言うと、リョウはこの間見つけた計画書を見せた。カグは、ネットワークパスを探索するためのプログラムを3分で書き上げ、リョウから渡された計画書のパスを打ち込んでEnterキーを押した。すると、1と0の数字の羅列が流れるようにして表示された。
それから30分後。
「なんだ…これ…」
コンピュータに表示された文字を見て、カグは信じられないというような口調で言った。
「え…」
「これは…」
レナとリョウも言葉を失ってしまった。
PCで面白いプログラムを作ってみたいな…。次回、12話!3/21の9:00に投稿します!




