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同居生活

「じゃあ、母さんもう行くからね~。二人で頑張るのよっ!5時の飛行機間に合うかしら・・・じゃあね~」


ガチャ


なんという言い逃げだ。

俺のハッピーはどこに行った。アンラッキーに返信したのか?

たかが「アン」がついただけで不幸になってしまうとか・・・


「ねえ、お風呂入っていいよね?お兄ちゃん。」

どうもこうもない。俺は「お兄ちゃん」になったのだ。

>>ロリコンになるのか・・・・<<

「何、お兄ちゃん、いきなりロリコンとか言って2歳違いの妹といるだけでロリコンになるのね、相当頭キチガッテルンジャナイノ。」

さっきの心の叫びは声に出ていたらしく、音優からの鋭いツッコミが俺に刺さった。しかも、あとから音優が「変態」と発するのが確かに聞こえた。

というか、2歳違いだったら、俺が18だから・・・16か。なかなかいいじゃないか。

「ねえ、さっさと返事言ってよ、お風呂入れないじゃん」

「え、一緒に風呂に入れって?」

俺がふざけたように言うと、音優の顔はたちまち真っ赤になり

「何言ってんの!?変態・スケベ・ロリコン!!!勝手に入るから!」

そう言ってリビングから消えた。

「なんだったんだよ・・・」

そう呟くと

「あと、着替えトランクの中入ってるから出しといて!」

また鋭いツッコミがくると思ったが違ったようだ。

「えっと、トランク、トランク~」

俺が音優のトランクから服を取り出そうとすると案の定、下着がポロリと床に落ちた。

「うおあ!」

童貞の俺には我慢できない、下着の数だった。中にはフリフリ過ぎるだろと思わせるぐらいのブラまであった。勝手に変な妄想をしているとまたまた声が聞こえた。

「言うの忘れてたけど、下着とか見て興奮しないでよ、変態兄!」

そう言ってピシャッと風呂のドアが締まる音がした。

俺は落ちた下着などをひらってキレイにしたあと、冷蔵庫からウマイ棒を取り出し口にくわえ風呂場へ向かった。

((ここでいいか))俺が洗面所の近くに着替えを置きうまい棒の袋を洗面所のゴミ箱に捨てようとした時、ガラッと風呂場のドアが開いた。

風呂場から出てきたのはタオルも巻いていない音優が出てきた。

「うわ「キャアアア!!!!!」」

音優は洗面所の近くのタオルを手に取り、体に巻きながら

「変態!妹の胸がそんなにみ、見たかったの!?出てけロリコン!」

そう言って、手に持っていた洗顔料を俺に投げつけまた風呂場に入った。



俺がリビングに戻ると先程の音優の裸姿が頭の中をいっぱいにした。

はっきりと見てしまったからには頭の中に現像しとこうではないか、そう思って俺は頭の中に保存した。


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