~第3話~
遅くなってスミマセン…。次からは、もう少し早く投稿できるようにします。
昼休みになった。
「ねー、川実君、教えてよ~。」
川下さんは机にノートをひろげて話しかけてきた。
「うん。ここの問題だよね?この問題は、……で、……だからここの公式に当てはめればできるよ。」
「ホントだ~。ありがとー♪」
川下さんは喜びながらノートを閉じた。
「ちょっと待って、本当に分かったかどうか別の問題をしてみようよ。」
「わかった~。そこまでやるなんて偉いねー。」
「いや、普通だよ。」
「え、もしかして常識レベル?まさか私はそうすることが普通ではない変わった人なの?」
「いやいや…僕の言い方が悪かったかな?僕の中の常識だよ。」
「なんだ、でもそれが常識ってすごいよね!!」
そんなことないっっ。僕はそんなすごい人じゃない!!
「んじゃ、別の問題もやってみようかなぁ。」
川下さんは教科書とノートを開いた。
「出来たぁ♪」
「良くできました☆」
川下さんは、喜びながら数学の教科書とノートをしまった。そしてなぜか別の教科の教科書とノートを広げた。え、え~と、これはどうすればいいんだろう?
「別の教科も教えてくれる?けっこう分かんないところ多いから。」
「えっ、まぁいいけど。」
チャイムが昼休憩の終わりを告げた。
「全部終わらなかった~。また明日も教えてくれる?」
「いいよ。けっこう楽しかったしね。」
そこへ、阿井君がやってきて、川下さんに声をかけた。
「良かったら僕も一緒に教えようか?」
「いや、いいよ。川実君に教えて貰うから。」
阿井君は少し嫌そうな顔をした。
そして、自信満々にこう言った。
「僕なら川実君より上手に教えられるよ!!数学なら得意だから。」
「数学ならさっき川実君に教えて貰ったからもういいよ。他の教科も教えて貰ったしね。」
「で、でも…。」
「川実君君に教えて貰うから。それに、隣の猪倉さんも分かってなさそうだったよ。私より猪倉さんに教えた方がいいと思う。」
阿井君はなぜか残念そうな顔をしてうなずいた。
そして、なぜか僕を睨んで自分の席に着いた。
・・・何でボクは睨まれたんだろう?
キーンコーンカーンコーン
次の授業は社会か…