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ギャルになりたいバ先の後輩1【かわいいやーつ】

別に女の子に恋愛感情をもったことは無いよ?

自分は美女が好きで、ギャルは無条件で好きだ!

ここでは好きなことしか言わねぇ!

ここに気持ち悪い女がいますねぇ……。

情けな笑


自分がJKしてたのって貴重な時間だったんだな、と気が付いて後悔したくらい眩しいあの子と出会った話でもしようかな。


自分がJKだった頃、それが貴重な時間だとは思えなかった。周りの子は学年が上がるに連れて可愛くなっていく。兄弟ですら見た目を気にするのに、親ときたら自分には厳しかった。理由は「女はお金がかかるから」。

まぁその通りだと思ったし、仕方ないのかな?

どうしても周りと比べてしまう。さらに根暗になっていく。

とにかく家でも外でも嫌な事しかないし、誰かと打ち解ける事もなく(家族ですら緊張するくらい)早くどっか遠くに行きたいとしか思えなかった。

その卒業後はマジで楽しかったな。

自分の将来、「毎日楽しい」が訪れると思ってなかったもん。


卒業後はもちろん地元から離れたよ。

したいこともないし勉強嫌いだし、就職しようかと思ってたけど、家族には反対されちゃったんで進学した笑

女子寮に入った。

月数千円だったけど小遣いは貰ったことがなくて、貯金も親がしてくれてたはずだけど私には渡されなかったし、自分の性格では下さいとも言えなくて、奨学金は話し合いで親が管理する事になってるんで、流れでの

「バイト探さなきゃな」

学校と寮の間にあるファミレス。

初めてのバイトなんで面接は緊張した。

「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」

と店長が笑顔で言う。

その通りで学校生活とバイトの両立は無理がなさそうか判断するための質問だけされて、思ってたより呆気なく終わった。


こっちではゆっくりと時間が経ち、誰にも何も言われない平和な日々。そして、いつの間にか夏休み前に。

ある日バイトに行くと店長に声を掛けられた。

「新しい子入ったから、歳も近いし教えてあげてね」

「ういす」

(今のメンツは自分以外だと、DK、就活JD、副業サラリーマン、オバチャン数名。歳近いんか……かっこいい人だったらいいなー!)

自分がどんだけ根暗だったとしても、どんな人かくらいはとても気になる。裏口から事務所に入ると、見た事ない人の後ろ姿。少し背が低い黒いロングヘアの女の子。

(ん?モチベどこ行った?夏休みに入るからバイト入れた感じ?)

男がいいなとか思ってたからか若干萎えた。

挨拶しとくか。

「あ、あっ……!」

緊張して声が出なかったw その子の背中から漂う、明るくてオープンな感じの良いオーラ。あぁ、自分のコンプレックスを刺激されて動揺してしまってる。

その子が振り返る。

「こんにちはぁ。よろしくお願いします!えへへっ」

分かってる。とりあえず笑っとけ精神(マインド)なのは(^ω^)b

でも、満点の笑顔にやられたよ。

(何この子!かわいい!!)

明るい子が放つ初々しさ(っていいよね!分かる?分かるかい!?)。自分にはないもの、自分もこうなる予定だったと思ってたもの。でも、妬ましさとか羨ましさとか全く湧かなかった。湧いたのは、出せる人が出しとけばええんやっていう諦めのような感情。言えば、逃げの姿勢ですね。

その日はホールにその子の声が良く聞こえた。

そしてその子と話す事なく終了。


椅子に座って窓際に置いた高さのある折りたたみ机に伏せた。この寮は9階にあって(下は他のテナントが入ってる)、夏でも夜は風が吹いていい感じに涼しかったんだよね。

寮でひとり、あの子のことを思い出す。

(正直、顔は普通なんだけど……、とても可愛らしい子だったな。次会う日は仲良くなろう!名前なに?聞けてない。てか店長教えろよっつー話しなんよ。軽く顔合わせさせろよな。…………。気になる。あ!シフト見てねぇな!いつ入る?期間空いて欲しくない!忘れられたりするかも?それはそれでいいか!ろくに挨拶出来てないし、やり直し効きますか!?)

憤怒と嬉しさとごっちゃごちゃになって変に高揚してた。

恋愛感情に似てるけど確実に違う。初めて見たのに「これは凄くいいものだ!」っていうもんを見つけた感じって?うーん、これはなんて言う感情かしら。

いつの間にか寝落ち。翌朝は首を捻ってた。

自分の思い出を改ざんして書いて見ました!

最初は「私」で書いてたのですが、だんだんリアルな思い出話の感覚になったんで「自分」に書き直しました。あと、他の書き直したところは完全思い出話もあったんで削ったw


完全オリジナルはマジでムズいですね(-_-;)

理由としては、人の立場に立てないから、でしょうなぁ。

悲しいけど、自分視点でしかものを考えられない。

その上私の物差しって理論とか社会倫理よりも自分の感情だから余計自己中だなぁとw


モデルは私が浮気工作を手伝ったあの女の人です。

20代前半のほとんどのお金と時間をその人に宛てたんで、書きやすいかな〜と思って選びました。


まぁ、リアルな感情も少し入ってますが……、

そこは気付かないフリして下さい。

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