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七大司祭


『でしょうね。でも大丈夫?』

「流石に即日破壊は厳しいだろうな。月体国には強い神官……いや、七大司祭の一人がいるんだろ?」

『えぇ』


 これは、俺がこの世界に来た最初らへんの頃に知ったことだが。


 どこの国にも超法則を持つ人間はいて、そいつは国に仕える神官にならないといけない。どうやらこれに関してはどこの国も大体同じようになっているらしい。


 ただ、超法則の強さは個人によって大きな差がある。『正義』や『超人』のような強力な超法則を持つ奴もいれば、義賊の一人……名前は知らねぇが白くてでかい手を出すだけのつまらねぇ超法則を持つ奴もいる。


 つまり、一つの国が大きな武力を得ることができる場合もあるわけで。それは戦争をもたらし、特定の国が世界平和を脅かすことにつながる。


 そこで世界各国は世界平和を維持するため、各国から強力な超法則を持つ七人を選任して七大司祭に任命し、世界秩序を維持する役目を担わせるようにしたわけだ。


 まぁ、あれだ……俺の元居た世界で考えるなら、この世界にも国連みてーなもんがあって、超法則の強さで常任理事国を決めてるみてーなもんとでもいえば、分かりやすいだろう。


 月体国には、その七大司祭に選ばれた一人がいる。


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