表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/333

『歪み』の制限


「っ……!」


 トアの表情が焦りに染まっていく。


「っハハッ、やっぱりな!」


 そもそも超法則『歪み』とは、空間上に仮想図形をイメージして、その図形が空間をどのように歪めるかを決定することで効果を発揮することができるというものだ。


 例えば目からまっすぐ伸びる円筒をイメージして、その図形部分の空間距離を縮めるように決定することで、円筒の始点と終点の距離を縮めて遠くを見ることが可能になるという理屈だ。


 自身を中央にして展開される球体をイメージして、球体の内側と外側の距離を無限に歪めることでどんな攻撃も通さないようにしたり、そう言った図形で敵を覆うことで身動きをとれないようにしたりすることも可能になる。


 ただし……この超法則にはいくつかの制限が存在する。


 イメージできる図形は極めて単純なものに限られるということ。

 一度にイメージできる図形の数に限界があること。

 そしてもう一つは――


「ついでに言うとテメェの超法則……俺自身とお前自身には作用しないんだろ?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ