表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/334

死体蹴り


 すっかり気分が良くなったのか、クシアは目的をすっかり忘れてしまっているかのようにへらへらとおしゃべりを続ける。


「にしても、テメェの超法則は本当に便利だよなぁ? パッと見た感じ『爆発させる』『動けなくする』『音を消す』『穴をあける』――単純なものしかなさそうだが、応用力は高い。もったいねぇなぁ、技を覚えるばかりでセンスがまるでないヤツさえ所持者じゃなけりゃなぁ」


「……っ」


 対するワンダは、完全に勝機を失ったことを悟り、顔を伏せて悔しそうに黙り込んでしまう。


「だが、『姿を消す』『足を速くする』『力を強くする』……義賊をやるのに便利そうな手法がねぇ。何も知らなきゃ変な話だが、今なら分かるぜ?」


「……」


 ワンダは口を閉じたまま、一言も発しなかった。それでもクシアは続ける。


「自身に作用する手法には――」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ