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「やったか? レディ」


 潰れたクシアの正面から、全身を青い線が特徴的な黒いフードのようなもので包む男がゆっくりと歩いてくる。


「…確かにこの手で潰したさ、ワンダ」


 少し遅れて、クシアの真上から赤い線が入った黒いフードで身を包む男が降りてくる。さらに後ろから、黄色い線が入っている黒いフードの男がゆっくりと近づいてくる。


「まったく、でかい国の割には警備がぬるいと思っていたのにツイてないね?」

「プラット、お前は先に逃げてろ。最悪お前だけが逃げられればいい」

「コイツの相手は俺たちで引き受ける」

「…了解。ちゃんと帰って来いよ?」


 プラットはそういうと、国の外へと向かって走り出した。


「…上空の結界が消えていない……?」


 レディは上空を見上げて不思議そうに呟いた後、目を見開く。


「お前ら神官じゃねぇな?」


 自身が潰したはずのクシアの声が、後ろから聞こえてきたからだ。


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