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ビジョとツルッパゲ  作者: 茶々アルト
5/5

ツルッパゲの帰宅は。


今日も旦那様の頭は、ツルッツルのテッカテカ。


愛しい愛しい私のポマス様。


王宮中みんなが寝静まったころ、


そうっと、子供達を起こさないように帰宅する。


夜食に24時間営業の王宮騎士御用達の食堂で、庶民と同じ席につき、お酒ものまずに夕飯すませ、帰宅する。


寝てる娘たちのやわらかなストロベリーブロンドの髪を撫で、


起きないように配慮して、額にキスする親バカさん。


そのあと、私にも同じようにキスしてくれる、娘と違って唇に。


かーるく、チュッと、離れてく。


寂しいけれど、寝たふりよ。


だって、忙しすぎる旦那様。


明日も夜明け前から出勤ね。


起きたらきっと、私のお話きいてくれるけと、


働きすぎな旦那様。


「可愛いエリザベス。今日も娘やお姫様をありがとう」


耳元で囁かれたらもうダメね。


抱きつきたいのを我慢して、今日も旦那様は仮眠室へと帰っちゃう。


愛しい愛しい私のポマス様。


ちょっとはお仕事手抜きしてほしいけど、ポマス様いないと大国リオンは滅んじゃう。


優秀で優しい、私の愛しいツルッパゲ。


世界一の旦那様。

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