学園祭[7]
予定していた時間より時間が掛かってしまい遅れてしまいました....この様な事は今後無いようにさせて頂きます。大変申し訳ありませんm(_ _)m
学園祭の出し物を決めたラズル達Aクラスは、その後通常授業を終えてその日の授業は終わった。
自分の部屋に戻ったラズルはネラと戯れた後に特にやる事も無かった為直ぐに寝た。
~~~~~~~~~~次の日~~~~~~~~~~
「昨日も言った通り今日から本格的に学園祭の準備に入る!」
「午前中は全て学園祭の準備だから各自自由に準備してくれ!」
「あ、そうそう。お前ら劇をやるんだったら場所はステージだからな?飲食店はこの教室でも良いし他の場所でも良い。他のクラスなんかと話し合ったりして自由に決めてくれ」
「「「はーい!」」」
ガウはそのまま教室を出ていった。
「....生徒に全部任せるのが普通なのかそれともあの先生が適当なのか」
「....多分後者ですね」
「まぁ全部任せてくれる方が楽っちゃ楽だしな」
「ほらほら、時間が勿体無いですよ!」
「だな。よーし飲食店組集まれ!」
昨日と同様に飲食店組と公演組で分かれた後に話し合いが始まった。
「昨日は出す料理と役割を決めたから、今日は店の雰囲気決めや試しに料理を作ったりメニューなんかの小道具作りなどの細かい作業をしていこうと思う」
「正直俺ら飲食店組は今の所やる事少ない方だからとことんやるぞ!」
「じゃあ料理組はこっち来て、各自何でも良いから1品メニューにある料理を作ってくれ」
「ラズルさん、随分と熱心ですね」
「まあな、元々俺はこういう祭り事は好きなんでな。やるならとことんやるさ」
「....お祭り..好きなんですか?」
「ん?ああ」
「....へー、分かりました!」
「?」
「そうだ!ラズルさん昨日料理出来るって言ってましたよね?勝負しましょうよ!」
「良いだろう!お前の舌溶かしてやるから覚悟しとくんだな!」
「ふっふっふ、この16年間1人暮らしをしてきた私に勝てるとでも?」
「はっ!暇だった時に何回か料理した事のある俺に勝つなんざ100年早いわ!」
「良くそれでそんな自信持てますね?!勝てる!絶対に勝てます!」
「お?じゃあ負けたらどうする?」
「何でも1つだけ言う事聞いて上げます!」
「但し!もしラズルさんが負けたら私の言う事何でも1つだけ聞いて下さいね!」
「良いだろう!作る料理はメニューにあれば何でも良いし材料も自由だ。じゃあ早速勝負といこうか!」
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(うーん、何を作りましょうか....)
(やはりここはラズルさんが好きそうな物?それか私が1番自信のある物か....)
「うぅ..迷います....」
(....ラズルさんお祭り好きって言ってましたね)
(...この勝負で勝ったらラズルさんと一緒に....)
(その為にもまずは勝たないといけませんね!)
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(料理なんざ何百年ぶりかね?)
(あの世界に居た時に暇で何回かやっただけだが、そこそこ美味かったから多分大丈夫だろ!)
(それに材料も自由!俺にはこの世界には無い異世界の食材があるから多分負けねぇな!)
(さーってクイナに何させてやっかな~)
(あいつは何作るんだ?)
ふとラズルがクイナの方を見ると、今までに見た事無い程に集中して料理を作っているクイナの姿があった。
「....いや、普通の材料で作るか」
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「「出来た!」」
2人はほぼ同時に作り終えた。
「じゃあまずは俺からだ」
ラズルが出したのはとてもシンプルなお好み焼き。
「食ってみな」
「では....頂きます」
パクっ
「お、美味しい...!」
「そうか」
(危ねぇ良かったぁぁぁ!)
ラズルは表面上は余裕を装いながら内心では珍しく焦っていた。
「...次は私のをどうぞ」
クイナが出したのは野菜や肉がたっぷりと入った焼きそば。
「頂きます」
パクっ
「....美味ぇ」
「....//」
クイナも顔を逸らして誤魔化してはいるが、顔が赤く染まっていて照れているのが丸分かりだった。
お互いにお互いの料理を食べ終わった。
「じゃあ正直にどっちが美味かったか、せーので指指してくれ」
「...はい」
「せーの!....」
ラズルの指はクイナに、クイナの指はラズルへ向けられていた。
「ん?」
「あれ?」
「これは....引き分けか」
「....引き分けですね」
「ふっ」
「「あはははは!」」
「これはどうします?」
「そうだな....これはお互いに勝ったという事だな」
「..!」
「仕方ないから何でも1つだけ言う事聞いてやるよ」
「やったぁ!!」
「うおぉ!何だ?そんなに俺に頼みたい事があったのか?」
「はい!」
「お、何だ何だ?」
「それはもう少し経ってから言います♪」
「お、奇遇だな。俺もまだ言うつもりは無かったんだよ」
「私は夏休みになったら言います!ラズルさんはいつですか?」
「俺は...そうだな....これと言って決めてる訳じゃないんだが、いつか必ず言う」
「えぇー気になるじゃないですか」
「まぁ気長に待ってくれ」
(いつか....か)
こうして2人の料理対決は引き分けという形で決着がついた。




