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学園祭[6]

飲食店を選んだ生徒達はラズルを中心として何を出し、どんな店にするのか、役割はどうするかなどを話し合い、公演を選んだ生徒達はフランとアリアを中心としてどんな事をするか、誰がどんな役をするかなどと話し合っていた。


「ごほん!こうして皆に集まって貰ったのは他でもない!飲食店をやるとしてまずは何を出すかを話し合いたいと思う!」


「取り敢えず5分間時間を取るから周りの奴と話すなり何なりして考えてくれ。5分後に意見を聞いていくからな」


ラズルが話を終えるとそれぞれ近くの生徒同士で様々な意見が飛び交い始めた。


「さて、お前らは何か意見あるか?」


「そうですねぇ....私はやっぱりお肉で何か作りたいですね!」


「俺は甘い物とかが良いと思います」


「肉と甘い物か....それぞれ男と女で好みの分かれそうな物だな」


「確かに出来れば男の人も女の人も食べたがる様な物が良いですね!」


「となると....お好み焼きとかどうでしょう?色々な種類が有って男性女性問わずに人気そうですし、材料なんかも自分達で選べるので値段設定もしやすいかと」


「おー!良いじゃねぇか!グラウィス、今日のお前何か輝いてるぞ!」


「しかも結構簡単に作れますしね!」


「ふっふっふ!このグラウィスに掛かればこんなもんですよ!」


珍しくラズル達に褒められた事により、目に見えて調子に乗るグラウィス。


「お、そろそろ時間だな」


「よーし、じゃあ意見を聞いていくぞ」


「はい、そこの君、何か意見はあるかね?」


「えっ?!俺?!えー、えーっと....焼きそば...とか?」


「焼きそばっと....はい次お前」


「アイスとか、かき氷かな?」


「ふむふむ。アイス、かき氷っと」


「はい次...お前!」


「僕も焼きそばかな」


ラズルは17人の意見を聞いて自分達の意見も言い、次々とまとめていく。


「おー、結構出たな」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・お好み焼き ・焼きそば ・アイス ・かき氷 ・串焼き(肉や野菜) ・ポテト ・ハンバーガー ・たこ焼き ・ポップコーン ・綿菓子 ・りんご飴 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「はいはい成る程成る程....」


「夏祭りか!」


「全部夏祭りの屋台で良く出てくるもんばっかじゃねぇか!」


「今、春!夏にはまだ早いっつの!」


「じゃあまた決め直しですか?」


「いや、ほぼ採用」


「あれだけ文句言っといてですか?!」


「いやだって春なのに夏祭り気分を味わうってのも斬新っちゃ斬新で良さそうだろ?」


「流石に全部ってのはキツいだろうから少し絞らせて貰う」


「このメニューにするとなると店は大きな屋台っぽくして飲み物はラムネなんかの夏祭りっぽい飲み物と後は酒とかあれば良いと思うんだがどう思う?」


『良いと思います!』


「良し!じゃあ飲食店組はこれで決定!後は公演組と相談して場所や店の見た目、それぞれの役割なんかの細かい点を決めるだけだ」


「ラズルー!そっちはもう決まったー?」


「おー、出す物は決まったぞー」


「分かった!こっちはまだ時間掛かりそうだからもうちょっと待ってて!」


「分かった。役割でも決めておこう」


「なるべく早く決めるね!」


「おう」


「と、いう訳で早速役割を決めまーす」


「この中で料理出来る奴~」


ラズルの問いにラズル、グラウィスを含めた男子生徒3人が手を挙げ、加えてクイナを含めた女子生徒8人も手を挙げた。


「ええ?!ラズルさん料理出来るんですか?!」


「ん?言ってなかったっけ?俺はこう見えてもそこそこ料理は出来るぞ」


「.....意外過ぎて言葉が出ません」


「あ?そこまで言うんだったら今回の学園祭で食わせてやんよ」


「良いでしょう!じゃあ私もラズルさんに何か作りますね!」


「上等だ!」


「あれ?俺は?俺は意外ですか?」


「いや、お前は何か出来そうな顔してるし....」


「グラウィスさんは全然意外じゃないですよ!」


「........」


ラズルは完全にグラウィスを馬鹿にしているが、クイナは全く悪気を持たずに言っている為余計に(たち)が悪かった。


「役割は今手を挙げた11人が料理担当で残りの9人が接客や材料の仕入れなんかを頼む。場合によっては料理係も接客に回って貰う」


「じゃあ取り敢えず俺達飲食店組の話し合いはこれで終わりとする。そろそろあっちも終わる頃みたいだしな」


「ラズルー!こっちも終わったよー!」


「こっちももう大体全ての話し合いが終わったぞ」


「僕達公演は演劇をする事になりましたー!」


「因みに何の演劇をするんだ?」


「何かをそのまま真似してやろうとも思ったんだけどね、やっぱりオリジナルが良いなーって事になったんだよ」


「オリジナル?内容は決まってるのか?」


「うん。もうほとんど決まってるよ。後は役割分担だけだよ」


「お!お前ら決まったのか?」


「ほう...演劇と飲食店の両方か....面白そうだな!」


「時間的に今日は取り敢えずここまでだが明日から本格的な練習や準備に入れるからな。頑張れよ!」


「ここからは通常授業だからいつも通り時間までに訓練場に居ろよ!」


「「「はーい」」」


「じゃあ解散!」

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