クラス対抗戦[11]
「ルークにあまり使うなとは言われたがこれは仕方無いな。うん、仕方無い」
「な、な、何なんだお前は?!」
「いや、何だって言われてもな」
「と、闘力が見えない?!どういう事だ?!」
「さあな」
ラズルはデコピンでレベル64のオブジェクトを粉々に粉砕する。
「なっ!」
「どうした?もうギブアップか?」
「くっ...!」
悠斗も負けじとオブジェクトを破壊するが、レベルを70を突破した所で悠斗に疲れが見え始めた。
「ほいっ」
ラズルは相変わらずデコピンのみでオブジェクトを破壊している。
「何なんだよ!俺は神に力を貰ったんだぞ?!それなのに何でお前なんかに!」
「気が向いたら教えてやるよ」
「くそぉぉぉぉぉ!!!」
結果、悠斗はレベル73でリタイアとなった。
(良し、じゃあもう良いか)
一部だけ漆黒に染まったラズルの髪も純白へと戻り、ラズルはレベル74でリタイアとなった。
『ただいまの試合の順位は....』
『1位、ラズル選手!』
『うおぉぉぉぉぉ!!!』
「ラズルさーん!流石ラズルさんです!お陰で助かりましたよ!」
「お、もう身体は大丈夫か?」
「はい!結構休めたのでもう大丈夫です!」
「良し、じゃあ最後の団体戦でも勝つぞ!」
「はい!」
『2位、ユウト・アイカワ選手!』
『悠斗様ー!団体戦で頑張って下さい!』
『3位、マッスル選手!』
「「「「「おおぉぉぉぉぉ!!!マッスル隊長ー!素晴らしい筋肉でした!!」」」」」
『4位、ザッコス選手!』
『........』
(何で俺ここに居るんだろう)
『さぁ!これにて障害物競争、魔法による的当て、物理攻撃によるオブジェクト破壊の3つの基本競技が終了しました!』
『そして今の順位は.....こうだ!』
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【1年生の部】
1位-Aクラス(81ポイント)
2位-Dクラス(79ポイント)
3位-Bクラス(74ポイント)
4位-Cクラス(66ポイント)
【2年生の部】
1位-Dクラス(79ポイント)
2位-Bクラス(78ポイント)
3位-Aクラス(75ポイント)
4位-Cクラス(68ポイント)
【3年生の部】
1位-Dクラス(77ポイント)
2位-Aクラス(75ポイント)
4位-Bクラス(74ポイント)
4位-Cクラス(74ポイント)
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『1年生はAクラスが再びトップへと踊り出た!Cクラスの皆さんも頑張って下さい!』
『2年生は順位の変動は無し!最後のチャンスに全てが掛かっています!頑張れCクラス!』
『3年生はDクラスをトップとしているがほぼ互角!最後の競技で白黒つきます!』
『そして皆さんお待ちかね!クラス対抗戦最後の競技!団体戦を始めたいと思います!』
『団体戦はトーナメント制です!まず1回戦を行います。2回戦は1回戦の勝利クラス対勝利クラス、敗北クラス対敗北クラスで戦って順位を決めて貰います!』
『そして何と!この団体戦で得られるポイントは....』
『1位、40ポイント!2位、30ポイント!3位、20ポイント!4位、10ポイント!』
『この団体戦の順位によって現在の順位も大きく変動します!まだどのクラスにも逆転のチャンスはありますので最後の最後まで諦めないで下さい!』
『それではお待たせ致しました。これより団体戦を行います!』
『おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
『まずはAクラス対Bクラス!出場者の皆さんは移動を開始して下さい!』
「クイナ、フラン、アリア、グラウィス....勝つぞ!」
「「「「おぉー!!」」」」
Aクラスは気合い十分の中Bクラスは....
(((((うわぁ...嫌だなぁ....)))))
全員があまり乗り気では無かった。
そして1回戦目、先鋒はフラン対ロック。
ロックは【地】の魔法を使い、防壁などを張ってフランの攻撃を防ごうとするもののフランの【付与魔法】によってことごとく破られそのまま敗北者となった。
続いて2回戦目、次鋒グラウィス対サブ。
お互いに武器を使用した接近戦を得意とし、中々に見応えのある試合を見せたが僅差でグラウィスが勝利した。
3回戦目、中堅クイナ対モブ。
最初から本気を出していたクイナにより、もはや相手が可哀想になってくる程の瞬殺であった。
勝負は決まったものの試合は続き4回戦目、副将アリア対ザッコス。
近接戦を得意とするザッコスに対し魔法を得意とするアリアが遠距離からの魔法で相手に近付きさせもせずに勝利を収めた。
そして最後の5回戦目、大将ラズル対スグニ・オワール。
尚、この試合はラズルの勝利で直ぐに終わった。




