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クラス対抗戦[7]

フランは何とか迫り来るクラスメイト達から逃れ、障害物競争の練習場所まで来ていた。


「はぁー、ビックリしたー」


「何で僕がネラと同じ位目立っちゃってんだろ....」


「ていうかラズル達酷すぎるよ!何であんなにも助けてアピールしたのに全員行っちゃうんだよ!」


「そして最後ラズルだけもはや気持ちの良い位の笑顔を向けて行ったのが地味にムカつく!あれ絶対分かってたよね?!」


「今度何かあったとしても満面の笑みでスルーしてやる!」


「....まぁ、文句は後で言うとして今は練習しなきゃね」


「正直どの競技も面白そうだったんだけどなぁ~」


「でもやっぱ色々な事が起こった方が楽しいよね!」


オブジェクト破壊や的当ての様な単純な競技に比べ、障害物競争はその名の通り様々な障害物を乗り越えていくもので、オブジェクト破壊や的当てなどの様々な要素も持っている。しかし勝利条件は単純で、4人の中でより早くゴールした者が勝利するというものだ。


障害物の種類は3つである。


1つ目の障害物はオブジェクト破壊と的当てを合わせた様な物であり、いくつかの動くオブジェクトをどれか1つ破壊するというものだ。これはまず動くオブジェクトに命中させなければならないという点と、例え当たったとして破壊しなければならないというまさに他2つの競技を合わせた様なものだ。


2つ目は回転する台に乗り、回転し終えたら足場の悪い道を進まなければならない。毎年この障害物により選手が訳の分からない行動をし始めたりと観客達が見ていて面白い障害物となっている。


最後は障害物競争最後の砦と呼ばれる難関ポイント……













『借りもの競争』である。


この障害物が最大の難関ポイントと呼ばれる理由は単純で、毎年紙に書かれているものが何とも借りにくいものばかりなのである。


去年の例を挙げるのならば、【ガウ先生が喜ぶもの】などの中々にぶっ飛んだお題が出たようだ。尚、このお題を引いた生徒は学園長の元へ行き、何とか交渉してガウに休みを与える事で無事1位を取った。


毎年この借りもの競争のお題を考えているのは当然ガウであり、以前ガウが眠そうにしていたのは徹夜でお題を考えていたからである。


「うーん、1つ目は簡単だけど2つ目はちょっと難しいかな」


「最後に関してはほぼ運だから練習も何も無いし....去年のお題の確認でもしておこっかな」


「良し!これなら借り物競争のお題によっては問題無く勝てそうだ!」


「他の皆もきっと大丈夫だよね」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ここが的当ての練習場所ですね」


「皆さん中々に正確ですが....魔法に関しては他の皆さんに負ける気はしませんよ!」


「私もクラスの皆さんの為に頑張らなくてはいけませんですし、練習といきましょう」


魔法による的当てのルールはオブジェクト破壊と同じく単純で、制限時間以内にどれだけの的を魔法によって破壊出来るか競うものだ。


的は当たるだけで破壊出来るが、動きがかなり素早く、予想外の動きなどもしたりする為、当てるだけでもかなりの精度が必要である。


魔力消費の少ない魔法を連続で発動させて的を撃ち抜いたり、逆に魔力消費の大きな魔法で一気に的を破壊するなど作戦は人それぞれである。


オブジェクト破壊や障害物競争同様、4人同時に競技を行うが、この的当てだけは他の選手が狙ってる的を狙い撃ったり、他の選手の魔法を自分の魔法で打ち消したりと選手直接の妨害は許されてはいないものの唯一他選手への妨害が認められている競技でもある為、最も選手同士の争いが起こる競技でもある。


「ふぅー....的当て自体には問題ありませんがこれに他の選手の方の妨害が入るとなると油断は出来ませんね」


「私も他の方の対策や妨害方法を考えねばなりませんね」


「他の皆さんも順調だと良いのですが....」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「まぁ、恐らくフランとアリアは心配要らないな」


「他の競技の事は考えても仕方無いな。俺は自分の競技の事について考えないとな」


「さってと、取り敢えず俺も練習するフリでもしとくか」


~~~~~~~~そして19日後~~~~~~~~

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