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クラス対抗戦[4]

フランが部屋を出ていった後、ラズルは1人で魔法について自分なりに考えてみたり、闘力の確認などを行った後に皆と夕食を取って直ぐに部屋に戻りそのまま寝た。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「んん~....もう朝か」


「キュウゥ」


「おーネラ、おはよう」


「今日からクラス対抗戦の練習だったりフランの女子制服姿だとか楽しい事が多いなぁ」


「....それにしてもまだこの世界に来てから1ヶ月も経って無いってのに随分と濃い日常を送ってるな」


「ルチェの奴も何もして来ないし平和だなぁ」


「良しネラ!お前の紹介とかもあるしそろそろ行くか!」


「キュイ!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ラズルが食堂へ行くと既にアリアにグラウィス。そしてララとロロが席に付いていた。クイナはまだ寝ている様である。


「あ、ラズル君。おはようございます」


「おはようございます!」


「おはよ!」


「おはよ~」


「ああ。おはよう」


「キュウ!」


ラズルの頭の上からひょっこりとネラが出てくる。


「「「「?!」」」」


「そうそう、紹介が遅れちまったんだがこいつは俺の使い魔のネラだ。仲良くしてやってくれ」


「「「可愛いー!!」」」


女性陣はネラの姿を見て大興奮している。ネラはラズルに言われた通りに女性陣にもみくちゃにされても大人しくしている。


「ラズル、使い魔なんて居たんですね」


「ああ。紹介するタイミングが中々無くてな」


「しかもドラゴン....言葉が出ないですね」


「おっ、やっぱそんな驚かないよな」


「いえ、どちらかと言うと驚き過ぎて無心になってますね」


「今ですらあんなに騒いでるのにドラゴンだって知ったらあいつらさらに騒がしくなるな....」


「あはは...仕方無いですよ」


その後案の定ネラをドラゴンの子供だと知った女性陣はさらに騒がしくなり、落ち着くまでの間他の生徒達の沢山の視線を浴び、周りの生徒もドラゴンだと気付くと騒ぎ出し、騒ぎが騒ぎを呼び食堂は一時的に大騒ぎとなった。


「おい!これは一体なんの騒ぎだって....ええぇぇぇぇぇ!!!」


駆け付けて来た職員も生徒達と共に騒いでいた為しばらく収拾が付かなくなってしまったが、学園長の一声により何とか騒動は収まった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


学園長に軽く説明をしたラズルは教室へと来ていた。


「想像の5倍は凄い事になりやがった....」


「うわぁ...入りたくねぇ」


ガラララ


「あっ!来たよ!」


「あ?」


「ネラちゃんは?!」


「えっ、ちょっまっ....」


ラズルが教室へ入るとほぼ全員の女子生徒と男子生徒がラズルへと群がって来た。


その光景を見ていたクイナは巻き込まれない様にと見て見ぬ顔をしていた。


「あんの野郎....」


「キュウゥ....」


群がって来た生徒達を見たネラは少し怯えているようだった。


「ちょっと皆さん!ネラちゃんが怖がってますよ!」


アリアの声掛けにより群がっていた生徒達は一旦自席へと戻って行った。


「あー、ビックリした。アリアありがとな」


「いえいえ。皆さんもドラゴンの子供が珍しくて見たかっただけなのです。ネラちゃんごめんね?」


「キュウゥゥ....」


「まさかここまでの騒ぎになるとはな....」


「ドラゴンですからね。仕方無いとは思います。それに何て言ったって可愛いですし....」


「良かったな~ネラ。お前大人気だぞ~」


「キュウゥ?!キュイィ!」


ネラはそんなの嬉しく無いと言わんばかりに首を振る。


「今日1日大変そうだな....」


「うふふ、頑張って下さいね」


「...随分と他人事だな」


「あっ!そろそろ席に付かなくては」


アリアは逃げる様に自席へと座る。


「はぁ...先が思いやられるぜ」


ラズルも自席へと座り、ネラは定位置であるラズルの頭の上へ乗っている。クラス中からはネラへと視線が向けられている。ラズルもネラも居心地が悪そうであった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ガラララララッ


「諸君!おはよう!!」


「「「おはようございます」」」


「良し!では早速授業を....と言いたい所なんだが、今日はまず残念な知らせがある」


『???』


「えー、このクラスのフランが退学した」


「「「?!?!」」」


「とても残念だ....しかし!こっからは良い知らせだ!」


「うちのクラスに転入生だ!」


「入って来い!」


ガラララ


そうして入って来たのは女子の制服を身に付けた青髪のとても綺麗な少女。


『えっ?!』


その姿を見た生徒達はあまりの驚きを隠せずに声を上げてしまう。


「ほら、自己紹介を」


「はい!皆さん()()()()()。フラン・シュバルツと言います!これから宜しくね!」

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