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クラス対抗戦[1]

ガウの質問に7人の生徒が手を挙げる。その中にはフランも入っていた。


「ふむふむ...成る程分かった。次は魔法による的当てに出たい奴」


今度は9人の生徒が手を挙げた。アリアもその中の1人だ。


「ほーほー、良し最後。物理攻撃によるオブジェクト破壊に出たい奴」


最後は10人の生徒が手を挙げ、その中にはラズルとクイナも含まれている。


「おっ、ここは丁度だな」


「えぇっと、手を挙げて無い4人は俺が1番合っていると思う競技に入れるから後で聞きに来いよ」


「うちのクラスの場合、団体戦を除いた各競技に10人ずつ出場して貰う」


「今自分がやると決まった競技は全力でやれ!勝ち負けなんざ二の次だ!」


「そうだ。もう全員見たと思うが各競技についての説明は最初に配った紙に書いてあるからな」


(やべぇ...結局どの競技がどんなもんか分から無いまま手を挙げちまった....取り敢えず何かそれっぽい顔しといたが...誰にもバレて無さそうだな。他の奴らはそれぞれどんな競技か分かってるからあんな堂々と手を挙げられるのか....クイナなんか笑ってやがる)


(結局どの競技がどんなものなのか分からずに手を挙げてしまいました....周りに合わせる為に思わず笑って誤魔化しちゃいましたが...大丈夫そうですね。何で皆さんそんなにスムーズに決められるのかと思ったら説明書いてあったんですか....私とした事が...あんなに堂々とした顔で手を挙げてるって事はあのラズルさんでも分かってた様ですね....)


「じゃあこっからが本題だ」


「団体戦のメンバーは合計5人。そしてさっきも言った様にメンバーは俺の独断で決めさせて貰った」


「今から呼ばれた者が団体戦に出場して貰う」


「1人目、グラウィス」


「はっ!」


そう元気良く返事をしたのは2時間目にガウと戦った男子生徒であった。現在もガウを尊敬の眼差しで見つめている。


「2人目、アリア・プラーミア」


「はい」


「3人目、フラン」


「はーい!」


「4人目、クイナ」


「はい!」


「5人目、ラズル」


「おう」


「以上。この5人を団体戦メンバーとする!」


「メンバーは俺が決めさせて貰ったが、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将は団体戦メンバーでそれぞれ決めてくれ」


「そしてクラス対抗戦の説明もこれで終わりだ。後は出場する競技の仲間同士で親睦を深めるなり作戦会議なり自由だ」


「明日から本格的にクラス対抗戦の練習へ入るからそのつもりでな!以上。解散!」


ザワザワ…


「ふむ。団体戦はやっぱり実力で選ばれるのか」


「まぁラズルさんが選ばれない訳無いですよね」


「やった!1番楽しそうな競技に出られるよ!」


「私も皆さんの足を引っ張ら無い様に頑張ります」


「おっ!皆さんが団体戦メンバーですね?俺はグラウィスと言います。宜しくお願いします!」


「俺はラズルだ」


「私はクイナです」


「僕はフランだよ!」


「私はアリア・プラーミアと申します」


「ええっと....」


「私に敬語は不要ですよ。同じ団体戦メンバーとして頑張りましょう!」


「あっはい!」


「と、挨拶も終わった所で順番はどうする?」


「うーん、やっぱり実力順で決めた方が良いのでは?」


「あ、じゃあラズルが大将?」


「「「そこに異論は無いです」」」


クイナ、アリア、グラウィスが同時にそう答える。


「お、じゃあ遠慮無く」


「うーん、大将は直ぐに決まるとして問題は他の役割ですよね....」


「他の役割で重要な順番で言ったら上から副将、中堅、次鋒、先鋒だよね?」


「いえ、確かに順番で言ってしまったらそうなのですが、先鋒は試合の流れを作る重要な役割です。始めに相手にインパクトを与える事で後の試合運びをしやすくするのです」


「うーん、じゃあ俺はフランが良いと思う」


「えっ?!何で?」


「いや、この中でインパクトつったら...なぁ?」


「確かにフランさんはかなりインパクトがありますもんね....」


「何だか喜んで良いのか分からないな...」


「アリア、他の役割はどんな奴が良いんだ?」


「はい。次鋒は先鋒が勝った場合はその流れを繋げる。負けてしまった場合はその流れを変えなければなりません。ポイントを取りやすい位置でもあります」


「中堅はもし先鋒と次鋒が負けてしまった場合何としても勝って副将や大将に繋げなければならない存在です。言わば前半の大将、後半の先鋒と言った所です」


「副将は最後に控えている大将へ繋げる役割です。状況によっては中堅同様必ず勝たなければならないですし、冷静かつプレッシャーに強い人が良いですね」


「成る程な」


「うーん、何だか難しいですね」


「ラズル君はどんな感じが良いと思います?」


「そうだな....先鋒はフラン、次鋒はグラウィス、中堅はクイナ、副将はアリアって所だな」


「良いんじゃない?」


「俺もそれで良いと思います!」


「私も大丈夫です」


「ではこれで行きましょう!」


「頼むぜお前ら。俺に出番が来る前に負けるとか勘弁してくれよ~」


「任せて!」


「俺も頑張ります!」


「うぅ..そんなプレッシャー掛けないで下さいよ...」


「私も副将として必ずラズル君に繋げます!」


「良し!じゃあ団体戦はこれで良いとして各自他の競技を頑張るとするか!」


「じゃあ僕は障害物競争の皆と話して来るねー!」


「では私も的当ての皆さんと交流を深めて来ます」


「グラウィスはなににしたんだ?」


「俺はオブジェクト破壊ですね」


「おっ!俺らと一緒か!」


「確かにあの斧の威力は凄まじかったですもんね」


「皆で1位を取って勝ちましょうね!」


「当たり前だ」


「頑張ります!」


「んじゃあ俺らも交流を深めるとしますか」


「ええっと...あっ!あそこに集まっている様ですね」


「行ってみましょう!」

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