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学園[18]

「さぁ!早く始めるぞ!」


「分ーった分ーった。俺も早く終わらせたいんだよ」


「はっ!望み通り直ぐに終わらせてやろう!」


「はぁぁー!」


男子生徒は持っていた剣を大きく振る。授業という事を忘れ、当たったら致命傷になりかねない攻撃を繰り出す。確かに他の生徒に比べたら動きも速く、剣筋も悪くは無いが....


「はぁ....」


あくまで一般的な生徒と比べての話だ。ラズルからすると気が遠くなる様な速度で振られる剣を見て、気晴らしにもならないと判断したラズルは一気に決着を付けようとする。


「よっ」


「ゴハァァ!!」


ラズルは軽く男子生徒の顔面を殴り飛ばした。


「俺の勝ちって事で良いか?」


ピクッピク...


「あれ?かなり軽く殴ったつもりだったんだが....」


「すまん、ちょっと八つ当たりしちまった。許せ」


ラズルはガウへ勝利報告をして、他の生徒達の試合が終わるのを待った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「よーし!お前達の実力は大体分かった!2時間目はこれにて終了だ!!」


「3時間目もここでやるから時間までにはここに居ろよ!」


「ふむ...授業というものは中々に面白いな」


(....クイナや皆に俺の事を話したらどうなるんだろうな)


(まぁ...少なくとも今は楽しんでおくとするか)


その後3時間…4時間目と授業を終えていき、昼食の時間となった。


「良し!ようやく飯の時間だ!」


「ラズル!皆で一緒に食べようよ!」


「ああ。確か食堂があるんだよな?」


「ええ。この学園は昼食を持参しても食堂で買っても良い事になっています」


「俺はずっと食堂にお世話になるとしよう」


「....もし良かったら僕が作って来ても良いよ?」


「なっ?!」


フランの発言に先程まであまり元気の無かったクイナが反応を示す。


「うーん、確かに3年間ずっと食堂ってのも飽きそうだしなぁ」


「良し、じゃあ時々頼むとするか」


「うん!任せて!」


「わ、私も!」


「何だ?クイナも作ってくれるのか?」


「はい!私はずっと1人暮らしだったので料理には少し自信ありますよ!」


「むっ...」


今度はクイナの発言にフランが反応を示す。


「そうか、じゃあクイナも時々頼む」


「はい!」


(良かった。余り気にしていないみたいだな)


(良かった...いつものラズルさんです)


「ほら皆さん、早く食堂に行かないと席取れなくなっちゃいますよ」


「おっと、そうだった」


「何があるか楽しみです!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「いや~、この学園は飯も美味いんだな」


「凄い沢山の種類の料理がありましたね!」


「流石はエスクエラだね!」


「私達の周りだけ席が空いてたのって恐らく私が原因ですよね....」


「普通の奴はやっぱり畏縮しちまうのかもな」


「私は皆さんと普通に仲良くしたいのですが....」


「他の奴はまだ慣れてないだけさ。その内普通に仲良くなれる」


「それに、今は俺達が居るだろ?」


「..!はい!」


「そういえば次の授業って何だ?」


「えーっと....あっ!確か教室でクラス対抗戦の説明だったと思います」


「おっ!それ結構楽しみなんだよ!」


「僕も!他のクラスにも強い人がいっぱい居ると思うから是非とも戦ってみたいよ!」


「お2人共随分と好戦的ですね...」


「ラズルさんとフランさんはそういう人ですからね...」


「早く教室に行こうぜ!」


「おー!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


教室へ入ると珍しい事にもうガウが居た。やけにウキウキとしている様子だ。


尚、ラズルが教室へ入ると1人の男子生徒が急いで目を逸らしていた。


「おっ!来たな!これからクラス対抗戦について説明するから席に座れ!」


席に座ると早速クラス対抗戦の説明が始まった。


「良し!全員揃ったのでこれからクラス対抗戦について説明する!」


「クラス対抗戦とはその名の通りクラス同士で争ううちの学園の名物の1つだ!」


「様々な競技をこなしていき、1番ポイントが高かったクラスが勝利という単純なルールだ」


「競技は全部で4つ。障害物競争、魔法による的当て、物理攻撃によるオブジェクト破壊、そして1番の名物団体戦!」


「それぞれの競技に決められた人数で参加して順位に応じてポイントを獲得する事が出来る!」


「今から誰がどの競技に出るのか決めるから自分が出たい競技を決めておけよ!」


「あっ、そうそう。このクラス対抗戦は20日後に開催されるからそれまでに沢山練習するんだぞ!」


「優勝したクラスには景品もあるからな!」


「良し!説明は終わりだ。これから出場する競技を決めるから出たい競技が呼ばれたら手を挙げてくれ」


「因みに団体戦に関しては俺の独断で決めさせて貰った」


「団体戦に出場する奴も他の競技には出られるからな」


「じゃあまず障害物競争から...出たい奴~」

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