職場体験[3]
投稿を再開して早々に申し訳ないのですが....少しでも投稿頻度を安定させる為に今後は『龍殺』→『暇を持て余した破壊神の遊び』→『休み』といった感じにさせて頂きますm(_ _)m
農家と鍛冶屋で1週間ずつ分ける事に決まった後、直ぐ様どちらから行くかを決める為のジャンケンが始まろうとしていた。
「先に言っておきますけど1回勝負ですからね?」
「もちろん。農家が勝っても鍛冶屋が勝っても言いっこ無しね~」
「もちろんです!では....」
「「最初はグー!ジャーンケーンポン!!」」
結果はロロはチョキを、グラウィスはグーを出しており、先程の口論では鍛冶屋に対し劣勢だったものの、ジャンケンでは見事農家が勝利を手にしたのであった。
「よっしゃあ!ジャンケンは俺の勝ちですね!」
「..........」
ジャンケンに勝ちガッツポーズを決めているグラウィスに対し、負けた筈のロロは自身の出したチョキをじっと見つめているだけであまり悔しそうではなかった。
「じゃあここは俺が勝ったという事で先に農家から....」
「ちょっと待った~!」
「な、何ですか?!1回勝負って言いましたよね!口論ならまだしもジャンケンは勝敗がひっくり返る事はないですよ!」
ロロはチョキを出した手をグラウィスの前へと差し出すと、そのまま手をパーの形へと開いた。
「......え、まさかとは思いますけどこんな後出しの極みみたいなやり方で勝ったとか言わないですよね?」
あまりにも理不尽なやり方に流石のグラウィスもラズルの方へと目を向けた。
「まぁ確かにいくら相手がグラウィスといえども流石にそのやり方は....」
いくらグラウィスといえども可哀想に思ったラズルがロロを説得しようとすると....
「バトンタッチ~!」
「......え?」
ロロは手を開いたまま後ろへと振り返り、状況が理解出来ていなさそうなララへと無理矢理ハイタッチを交わした。
「ちょっとロロ?!これ私どうすれば良いの?!」
「いや、ララも鍛冶屋だからさ~....このジャンケンに参加する権利はあるでしょ~?」
「そ、そんなのズルです!聞いてないですよ?!」
「いや言ったよ~?農家と鍛冶屋が勝っても言いっこ無しってね~!」
「いや...でも1回勝負って....」
「うん、だから私はもう負けちゃったから今度はララと1回勝負ね~」
「そんなのありですか?!ちょ、ちょっとラズルも何とか....!」
「ほら、今度はララと1回勝負だってよ」
「分かってましたよこんちくしょう!あー、分かりました分かりましたよ!やりゃ良いんですよねやりゃあ!もう1回やって勝てばもう文句は無いでしょう?!」
半分やけくそ状態となったグラウィスはジャンケンとは思えない程の気合いを拳に込め、それを見たララも慌てて手を出した。
「よっしゃあ!!それじゃあいきますよ?!」
「え、あ、うん。何かごめんね」
「「最初はグー!ジャンケン....」」
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「ラズル....」
「ん?どうした?」
「......この世に神様なんて居ないんですね」
「いや、きっと居るぞ。そして今もお前の事を見てるだろうよ」
「そんで...ふっ、多分心の中で....ふはっ、大爆笑してるだろうな.....」
結果鍛冶屋から行く事となった。




