異世界転移[3]
お待たせして大変申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!!実はこれには深い訳が........すみません嘘です滅茶苦茶春休み満喫してました。
そしてなんとPV100000突破しました!まさか休みを満喫している間に突破しているとは....こんなサボり魔ではありますが、これからもどうか宜しくお願い致しますm(_ _)m
「つまり転生や転移をさせる神ってのは、人間がそこで何をするのかを見て楽しみたい訳だ。だからその楽しみにおいて邪魔なものは取り除く」
「邪魔なものですか?」
「あー、なんつったら良いかな...まぁ強いて言うなら....」
「常識だな」
「「....常識??」」
「例えば元の世界では普通だった奴が力貰ったからって急にナンパしだしたり、さっきまで片腕片足無かった奴がこうして冷静だったりな。お前元の世界でこんな事出来ないだろ?」
「....確かに、前までお兄ちゃんはナンパどころか私以外の女の子とまともに話す事すら出来なかったよね」
「......そんな事ねぇし。ちゃんとクラスの子も話し掛けてくれたし」
「因みにその日のお兄ちゃん凄いはしゃいでたよ。夜隣の部屋で『ひゃっほー!』とか聞こえてうるさかったもん」
「............」
龍夜は転移してから考えない様にしていた転移前の自分の行動を妹から聞かされ、先程ラズルにやられた傷よりも酷い傷を心に負って近くの木の根本でいじけていた。
しかし、そんな兄を見た虎日は邪魔者が居なくなったと悪い笑みを浮かべていた。
「でも何でそんな事するんですか?」
「折角転移させたのに怖くて何もしないなんつったら見ててもつまらないからな。あいつみたいに冒険だ冒険だと騒ぐ方が面白いんだよ」
「成る程....じゃあ今私達あの神様に見られてるんですかね?」
「....多分な、どこのどいつか分からんが良い趣味してるぜ」
(誰も管理してない世界に来た筈なんだが...前の悠斗とかいう奴もそうだが一体誰がやってんだ....?)
「えっと、ラズルさんも神様...なんですよね?」
「ん?ああ」
「じゃあラズルさんも誰かにやった事あるんですか?」
「........1度だけある」
「うーん....思ったより珍しい事じゃないんですね」
「そうだな、1つの趣味みたいなもんだ」
「あ!そう言えばさっきテストとか訓練とか言ってたのはどういう意味だったんですか?」
虎日は気になった事を聞きつつ、じりじりとラズルへと近付く。
「訓練と私情に関してはお前らには関係ないから説明しなくても良いか?」
「はい!」
「さっきも言ったが、転移者ってのは常識が掛けてる所があるから周りに迷惑を掛ける事が多いんだよ。現にあいつ俺の意見ガン無視で森の奥に進んで行ったろ?あれは虎日とランヴェを危険に晒す行動だ」
「家の馬鹿お兄ちゃんがすみません....」
「ははっ全くだ、これからはちゃんと躾といてくれよ?」
「任せて下さい!」
「と、まぁそんな訳で転移者であるお前ら2人が周りに迷惑を掛けないか....掛けたとしても大切なものを守れるかどうか試したんだよ」
「あいつは自分の冒険したいという我が儘を無理矢理通したが....虎日とランヴェの2人を守った」
「そして虎日は動けない龍夜とランヴェに近付いて来る俺の前に立ち守ろうとした。どんなに常識が無かろうと怖いもんは怖い、だがお前ら2人は守った」
そう言ってラズルは優しく微笑みながら再び虎日の頭を撫でた。
「ふへへぇ...//」
「でも今回は運が良かっただけだからな?もしシオンが本気だったらお前ら今頃塵になってるからな?」
「こ、怖い事言わないでくださいよ....」
「だからこれからは自分の力を把握しておけとあいつにも言っといてくれ!」
「分かりました!」
「まぁまず迷惑掛けんなよって話なんだけどな」
「あっ、それはお兄ちゃんは無理だと思います」




