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合同演習[8]

大変お待たせ致しました!試験期間に入ってしまい中々書く時間が作れませんでした....これからも暫く投稿出来ない日が多いとは思いますが、ご了承して頂けたら幸いですm(_ _)m

「ではこれにて冒険者登録完了となります。お2人共頑張って下さいね!....後ラズルさんは約束を守って下さいね」


「........勿論!」


「ちょっと!今の間は何です....」


「良しランヴェ!冒険者となったからには早速依頼と行こうじゃないか!」


そうしてラズルはランヴェの背中を押して逃げる様に依頼が載っているボードへと向かった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「....結局登録しちゃいましたけど、本当にあれで良かったんですか?」


「良いんだよ。お前さっきリタの前で()()だって言ってたろ?それに気が付かなかったんだからもしバレたとしてもギルド受付のせいとなる!」


「やっぱ悪魔か何かですか?!」


「ふははは!策士と呼びたまえ!」


(まぁ一瞬バレんじゃねぇかって焦ったけどな)


「......それよりもだ」


「............」


「....どうやら俺が思っていたよりも事態は深刻な様だ」


「何かすみません....」


「いや、俺は全然気にしてねぇよ!いくらあんなに闘力が低くてもお前は悪くない。いくらあんなに闘力が低くてもな!!」


「めちゃめちゃ気にしてるじゃないですか!泣きますよ?!今までどんな苛めをされようとも泣かなかった僕も泣きますよ?!」


「分ーった分っーた!もう(いじ)らねぇから泣くなよ!」


「分かりました」


「お前メンタルだけは馬鹿みたいに強いな」


「まぁ、レギナ様なんかにいつも鍛えさせられたので」


「俺も手伝ってやろうか?」


「いえ、もうラズル先輩には()()手伝って頂いたので結構です」


「...?良く分からんが知らない間にお前のメンタルを鍛えてたのか!流石俺!」


(本当に僕が強くなったとしたらもうレギナ様じゃなくてこの人倒すべきなんじゃ....)


「....とまぁ冗談はさておき、どんな依頼にすっかな~」


「やっぱ最初はゴブリン討伐とかですか?」


「....止めとけ、()()は最早Sランクの依頼だ」


「それどういう事ですか....」


「気にすんな」


2人がボードに載っている依頼に目を通していると、後ろから知らない男が声を掛けて来た。


「ねぇねぇ、君もしかして今冒険者登録したばかり?」


声を掛けて来たのは至って目立つ所の無い黒髪黒目の青年であった。


「あ、えっと....はい」


「じゃあ僕達と一緒に依頼行かない?何かあっても絶対に俺が君を守ってあげるよ」


笑顔でそう話して来る男の後ろには、同じく黒髪黒目の元気そうな少女がひょっこりと顔を出していたが、ラズルと目が合うと直ぐに後ろへ隠れてしまった。


「実は僕達もさっき冒険者登録したばかりなんだけど、お互いに冒険者になったばかりで不安だろうから一緒にどうかと思ってさ。どうかな?」


「え、ええっと....」


「お、お兄ちゃん!困ってるみたいだから止めなって!」


「大丈夫大丈夫!」


そんな誘いをランヴェはどうしたら良いか分からず、困った様子でラズルを見た。


「うーん、まぁどの道依頼こなすのには変わんないし良いぞ」












「あ、僕達がパーティー組みたいのはこの子だけなんで」


(「............ランヴェ」)


(「は、はい?」)


(「これが苛めの第一歩仲間外れってやつか....お前良く今まで耐えてきたな」)


「そんな所褒められても全く嬉しくないです!」


「それでどうかな?」


「え、ええっと....こ、この人も一緒なら良いですよ!」


「えー....」


(何が「えー....」だこの野郎ふざけやがって....)


「お兄ちゃん!!」


明らかにラズルがパーティーに入る事を嫌がっている兄の背中を妹がつねる。


「痛っ!分かった!分かったって!その人も一緒で良いよ!」


「僕の名前は神崎龍夜(かんざきりゅうや)!宜しくね!」


「私は神崎虎日(かんざきこひな)....です」


「ぼ、僕はランヴェです。それでこっちが....」


「......どうも仲間外れにされかけたラズルです」


「ランヴェ()()()か!良い名前だね!」


(こんのクソ()()()....!!絶対こいつ神から力貰ったろ?!それでランヴェ女だと勘違いして良い所見せたいんだろ?!知ってるよ!力貰って転移して来た奴大体調子こいてるもんなぁ?!)


「じゃあ早速冒険に行こうか!」


こうして龍夜と虎日をパーティーに加えたラズル達は、龍夜が勝手受けていたEランクの討伐依頼に向かうのであった。

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