合宿[2]
私用で2日も投稿出来ずに皆様を待たせてしまい大変申し訳ありませんでした....今日からまた更新させて頂きますのでどうか宜しくお願い致しますm(_ _)m
それぞれ水着とふんどしへと着替えた2人は、まだ着替え終わっていない女性陣を待っている間、待ち合わせをしている砂浜でグラウィスを砂に埋めていた。
「いやー、海に入る前にまず砂に埋まった方が良いなんて初めて知りましたよ!」
「ああ、その中意外と温かいだろ?そうやって身体を温めると身体がほぐれて海の中で動き易くなるんだ。正直準備体操よりも重要かもな」
「成る程!それは確かにやった方が良いですね!」
「あ、でも俺ばっかり埋めて貰ってラズルが埋まれないんじゃ....」
「気にするな、俺は普通の準備体操で良いから」
「俺が初めてだから気を使わせちゃって何かすみません....」
「はっはっは!俺とお前の仲じゃないか!そんなの気にせず埋められな!」
「ありがとうございます!」
「あ、でも1つ聞きたい事があるんですけど」
「ん?どうした?」
「段々と海水が顔に近付いて来てる気がするんですけど大丈夫ですよね?」
「............」
「あれラズル?返事してくれないと凄く不安なんですけど」
「おっ、あいつら着替え終わったみたいだな!」
「ちょっと待って出して?!ここから俺を出してから行って下さいよ?!」
そんなグラウィスは放っておき、ラズルは女子更衣室から出て来た女性陣の元へと向かった。
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「お前ら随分と遅かったな」
「ごめんごめん!ちょっとしたトラブルがあってさ!」
「すみません!水着なんて久し振りに着たので少々手間取ってしまいました....」
小柄なフランは水色のフリルの付いた水着で可愛らしさを引き立て、この中で1番胸の大きなアリアは白い水着に腰に緑色のパレオを巻いて大人の女性の魅力を醸し出していた。
「早く!早く泳ぎましょうよ!」
「準備体操なんて要らないぜ~!」
ララは肩や首などに紐を掛けないバストに巻き付ける形の黒色のオフショルビキニを、そしてロロは何故かスクール水着を着ており、4人の中でも一際目立っていた。
「お前ら個性豊か過ぎんだろ」
「そういうラズル君は随分とシンプルですね」
「ああ、動きやすいからな」
「そんな理由で決めたの?!」
「そんな理由とは失礼だな。グラウィスさんなんか俺よりももっと動き易い格好してるぞ?」
「そう言えばグラ....」
「そう言えばクイナはどうしたんだ?」
アリアが何かを良い掛けた瞬間、ラズルがタイミング良く言葉を被せた。
「いやー、それが恥ずかしがって更衣室から出て来ないんだよね」
「....でも確かにあれは流石に恥ずかしいですよ//」
「ねぇ私達泳いで来ても良い?!」
「もう我慢出来ないぜ~!」
「おう、でもしっかりと準備運動をしていけ。くれぐれも砂に埋まるなんて馬鹿な真似はするなよ?」
「....?分かった!」
ドワーフ姉妹は初めての海にとうとう我慢出来ず、砂浜を駆けてそのまま海へと豪快にダイブして行った。
「....あいつら全然人の話聞いてねぇな」
「まぁ取り敢えずクイナ引っ張り出して来てくれ」
「オッケー、じゃあちょっと本気でいくから待ってて。行くよアリア!クイナは2人がかりじゃないと厳しいからね!」
「無理に出すのは可哀想なのでは....」
「俺が許可する!」
「ほら!」
「何が「ほら」なのかは分からないですが、確かに折角海に来たのにずっと更衣室に居ても仕方ないですしね」
フランは首と指をパキパキと鳴らし、アリアは屈伸、伸脚、アキレス腱と入念な準備運動を行い、慎重に更衣室の中へと入って行った。
(あいつらはこれから危険な魔物でも狩りに行くつもりなのだろうか)
2人が更衣室へ入ると、中から何かの凄まじい音と叫び声が聞こえて来た。
「いやどんだけ出て来たくないんだよ」
5分程待っていると更衣室の中から出る音は鳴りやみ、中から布にくるまれて頭だけが見えているクイナを持ったフランとアリアが戻って来た。
「うがぁぁぁ!!離して下さい!!」
「捕獲完了!」
「ご苦労!」
「クイナさん、折角海に来たのですから皆で泳ぎましょうよ!」
「私だって泳ぎたいんですよ?!でもこの水着は流石に恥ずかしいですって!//」
「それは海に来るってのに水着を忘れたクイナが悪いよ」
「ぐうぅ...正論過ぎて何も言い返せません....」
「でもクイナさんとてもお似合いですよ!」
「これは人前に出る格好じゃないですって!」
「..........えい」
2人に説得されても未だ布にくるまったまま出て来ようとしないクイナを見ていたラズルは、とうとう痺れを切らしたのか半ば強引に布を奪い取った。
「あっちょっ....//」
布から出て来たクイナが着ていた水着は、隠すべき部分はしっかりと隠れているものの、布の面積は非常に小さい赤いマイクロビキニであった。




