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爆縮と体温の機知(2)

鈍才部首

月に吸い込まれる雲

怪しげな明かり

傍迷惑な萎みと

積み重ねていたゼロ

足下の音

跳ねて飛ぶ

着地点はサビか

デコポンの香りに

鼻を進めて

新しさと古さの間

隙間を探す

ナノ単位の明かりを探す


橋の上に

吹き抜ける風は

強くなる為に

必要な物だ

ネガティヴとポジティブの間

写真を撮り歩きながら

忘れ物をした

記憶のデータは飛んで

無限に蜻蛉返り

足跡に残る物は多いというが

体重意外に

何も残らない

普通の人間


何を基準にして

何をハカルのか

ノギスか体重計か

スリーサイズか

体脂肪率か

エネルギーは足りているか

無くなった物は

届かないだろう

憂鬱の抱き枕

天日干ししても

また

抱いて眠るなら

全ては同じか

動くのはミリ単位

それが大切なんて

やけに小さな人間だ


振り抜いた球は

表面だけを傷つけて

中は大丈夫

蜜柑みたいな物

ウザいの先に執念がある

生き様と言うには簡単で

残念な時間と言うには

言い過ぎだろう

様々と色々を

意味を塗り分けて

カチカチになったら

出来上がる人が居る

考え方が

染まる先には

分からない考え方がある

月が雲を吸い込むのは

照らす為だけでは無い

ダラダラな時間を作る為で

その中に煌めきを

見つける為さ



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