夜明け-Ⅱ
どうしてなんだろうか
日々が辛くて仕方がない
夢の終わりはいつも
唐突にやってくるから
走り抜ける日常
終わりの見えない夕闇
いつか私は
夜明けを見ることができるのだろうか
隠しきれない様々な感情達
打ちのめされるガラスの心
壊れて
溶けて
また形になる
繊細な細工は溶け消えて
後に残った塊は
自分の何かを亡くして
もう輝くことはできないの
心を亡くした日々に
夜明けは来るのだろうか
宵闇の中、うつらうつらと明けを待つ
夢の中の世界は
私にとても優しくて
この辛く耐え難い日々がいつか
夢のように消え去ることを願わずにはいられない