ゲボより嫌いな表現の話
苦手な表現がある。
正直、嫌い。
見聞きすると怖気が走る。
ゴキブリよりきしょい。
具体的には(書くのも気持ち悪いので本当は書きたくない)
・熱いものを食べている時の「はふはふ」という表現
(今気づいたんだけど、カタカナよりもひらがなの方が遥かに気持ち悪い)
・同じく 熱いものを食べている時とか、もしくは 口いっぱいに頬張っている時の「おいひー」
多分もっとあるんだけど、今 具体的にあげられるのはこれぐらい。
ただ私にはこれらの表現よりも、遥かに嫌いな人間がいる。
エロとかグロとかだからって、死ねとか殺人とかって表現が出てくるからって、読みもしないでその作品を貶めるような輩が、ゲロより嫌い。
こういう奴って、反戦をテーマにした作品を手放しに賞賛したりする。
こういう奴が賞賛してるのは、お前の道徳的感情であって、作品ではない。こういう奴は肥溜めのゲロ以下のゲボゴミクソ野郎だ。
こういうこと言うやつに限って、美大で出たり 芸大出てたり、芸術家を名乗ってたりするから本当に性質が悪い。道徳が好きな奴は、名声も大好きだ。だから、こういうこと言う奴ほど、名声のある「誰か」と繋がっていることを鬼の首でも取ったかのように ほのめかす。だからみんな騙される。だから私は、そういう彼らのことを、肥溜めに書かれたゲロ以下の、げぼ ゴミ クソ野郎だと言うのだ。
曲がりなりにも 表現者を名乗るなら、レッテルの 向こう側を見ろ。本質を見ろ。
お前みたいな奴は、芸術より作品のテーマより、お前自身の感性より、正しい正しい道徳の方が大事なんだよ。気持ち悪い。ゲボ吐いて死ね。そのゲボのほうが、お前の感性より美しい。
だから私は、前述した表現を心底気持ち悪いと思いながら、それでもそういうことしちゃう 作家諸君に、永久に書き続けて欲しい。
一生、はふはふとか、おいひーとか、言い続けて欲しい。私は一生、お前らのことを気持ち悪いと思い続けるけど。
どうかどうか、お願いだから、私みたいな文句を言う人間に忖度をしないで、自分がおいひーって感じたら、そういうふうに一生 書き続けて欲しい。自分の正義を一生書き連ねて欲しい。