表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Animal Fairy  作者: DAISY
29/36

穂積くんの過去

急いで教室に戻ったあむはチームの元に駆け寄る。

するとチーム内で何か話をしていた。

「あ、あむちゃんおかえりー」

「お、柚木!」

声をかけたのは紫城と南だ。

「ただいま。何話してたの?」

「穂積くんのことを話してたの」

この声は大高だ。

「穂積くん、あれから戻って…」

「来てないよ」

「来てねーな」

紫城と南が同時に話す。

それから神楽が話し始めた。

「穂積がキレる理由はまぁ、理解はできる。穂積にとって氷晶族は親のかたきだしな」

「親の仇?」

「穂積の両親、氷晶族に殺されたんだよ。13年前に」

「え!?」

神楽以外のメンバーが驚く。

「ちょっ声でかい!」

「おい神楽、詳しく教えろ!」

南が神楽に顔を近づけて聞く。

「いいけど…顔近いな」

「あっわりぃわりぃ」

「13年前、穂積の両親はあの事件に関わってたんだ」

「ねぇ、13年前の事件って何?」

「柚木知らねーの?」

南が突っ込む。

「うん」

「レッドクイーンが現れた事件だよ」

あむの隣にいた大高が答えた。

「レッド…クイーン?」

「レッドクイーンを知らないの!?」

あむ以外のメンバーが驚く。

「レッドクイーンは…俺たちの敵だよ」

「敵?」

「レッドクイーンが現れなければ俺たちはこっちの世界でひっそり生きることはなかったんだ」

「そうなんだ…」

「はい、他人事ー。1点減点ー」

「えっ」

あむがジタバタしていると神楽が手を叩き自分に注目させた。

「話が脱線してる。南、ちょっと黙ってろ。えっと、あの事件で穂積の両親はレッドクイーンが操っていた氷晶族によって殺されたんだ…6歳の男の子を守ろうとして」

「操られてたって…」

「穂積はちゃんと分かってるさ、憎むべき相手は違うことくらい。でもレッドクイーンはあの事件以来姿を現してないんだ。だから穂積の怒りや憎しみは氷晶族に向くんだろうな…」

「俺、あの事件は知ってたけど穂積の両親のことは知らなかった」

南がそう呟くと教室のドアを開く音が室内に響く。

「はーいみんな席についてくださーい」

入って来たのは担任ではなく、氷晶族の氷河だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ