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Animal Fairy  作者: DAISY
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砂漠エリア

戦闘が開始するとあむは一旦地に降りる。

1度大きく深呼吸をして、目の前の氷晶族に向かっていく。

勢いよく繰り出した右腕からの引っ掻き技は相手に当たらず交わされる。

体制を崩した所に相手は砂漠の砂を使った攻撃を繰り出す。

あむは羽根を広げ高く飛び、砂埃を羽根の力で払うと、再び相手のふところまで近づき、アニマル能力を足に集中させ蹴り飛ばした。

氷晶族は勢いよく吹っ飛んだものの、すぐに体制を整えあむに飛びかかる。

相手の攻撃を交わしつつ仕留める為のすべを探すあむ。

(交わしてるだけじゃだめだ。でもこの人、動きが早すぎる。ついていくだけで…)

「おーっと、戦闘に集中しないと当たっちゃうぞ」

そう言って繰り出した攻撃は、あむを包囲するバリアだった。

「ニヒヒッ。楽しませてくれよ?柚木さん」

そう笑った氷晶族は技を繰り出した。

両腕両足が赤く輝き、氷晶族の動作が連動してバリア内から技が浮かび上がる。

「連動攻撃的な?ニヒヒッ。いつまで耐えられるかなー?」

あむはバリア内であっても出来る限り相手の攻撃を交わす。

攻撃を交わし続ける内にある事に気づく。

相手の攻撃が繰り出される時、一瞬だけだがバリア内に空間が生まれる。

(この空間を利用すれば…)

攻撃を交わしながら腕に能力を集中させる。

(…今だ!)

繰り出された攻撃に自らの攻撃を当て増幅させた力を外へと放出する。

その放出された攻撃は氷晶族にヒットし、バリアが消えて無くなった。

「あららーやられるの早かったね、牙龍」

突然あむの後ろから別の氷晶族が現れ、素早く防御態勢をとる。

(気配が全くしなかった…)

「柚木さん、すごいね。牙龍をここまで倒しちゃうなんて。砂漠エリアは合格だよ」

「…え?」

「あー僕は戦わないよ。痛いの好きじゃないし、こいつより弱いから」

「え…あ…」

(そうは見えないけど…)

「ほら、牙龍。はぁ…しょうがないなー」

突然膨大な能力が溢れ出し輝き出した。

すると、倒れていた氷晶族が立ち上がった。

「お前起こすなよ!気持ちよく寝てたんだぞ!」

「気絶してるからだよ、起こしてあげたんだから感謝してほしいな」

そう笑うもう1人の氷晶族にあむは恐ろしさを感じた。

「あー、柚木さん。お疲れ様〜、このエリアは合格だよ。先に進めー!」

「え…」

「それ、僕がさっき言ったんだけど」

「…あ、じゃあ先に進みます」

(なんかよく分からないけど合格したんだ…)

「「ファイトー!」」


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