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ロボット対戦

やっと戦闘シーンです。

ヒロインも登場します!!

「えっ、、、、、ゲームがないんですか?」


とても信じられなかった。これだけ科学が発達していて、ゲームの一つもないだなんて。


「そのゲームというものがどういったものなのかをわかりませんが、この世界において娯楽といえば、そうですね、自分のロボット同士を戦わせるものくらでしょうか。」


(ロボットを戦わせる、、、。それだ!!そういうのが欲しかった!!)


「面白そうですね。それは、僕でも動かせますか?」


少し間があってから、ロールからまたしても驚愕の事実が告げられた。


「そうですね、ローボットはAIで動くので、AIのプログラミングスキルを身につけていただければあるいは。」


「、、、、、、、は!?」





次の日の朝、ロールに連れられ、レサチオンの戦闘機研究部門にやってきた。隆が研究所を訪れると、ちょうど模擬戦闘が始まるところであった。

(おーー!!やべーー!!興奮する!!)

何を隠そう、隆は生粋のオタクであった。特にハマっていたのがロボット。ゲームセンターのロボットゲームに毎日のように通い、実は世界大会でも優勝したことがあるほどだ。ロボット戦闘に関する熱にの入れようは絶対に誰にも負けない自信があった。ロボットゲームを練習することはもちろん、それ以外にもゲームに役立ちそうなことならなんでっもやった。ロボットを効率良く動かすには自分も武術の心得が必要だと考え、空手を幼少の頃から習い始め、今では黒帯であった。また、物理の勉強も必須であると猛烈に頑張った。さらに、ゲーム資金を手に入れるため、プログラミングスキルを身につけ、アプリを開発販売していた。まあ、要するにロボット対戦ゲームに人生をかけてきたのだ。それが、ロボットの戦闘をリアルに見れると言われれば、興奮しないわけがない。


今回の模擬戦闘は二機の人型ロボットによるもので、どちらも人工知能によって動いているという。戦闘フィールドはサッカーの競技場ほどの大きさがあり、観戦席の前にはシールドがはられている。二体のロボットはどちらも銀色が基調で、片方は青、もう片方には赤のラインが入っていた。青のほうが10号機、赤のほうが11号機らしい。見たところ、10号機は小型銃2丁に大剣が一振り、11号機は大きなライフルに加え、自立飛行型の小型ライフルのようなものを装備している。ビー-っというブザー音とともに、戦闘が始まった。ブザー音とともに10号機が大剣を抜き11号機に突進した。11号機は小型ライフルを展開すると、10号機に向けて正確無比なビームを連射し始めた。10号機に降り注ぐビームの雨。しかし、10号機も負けていない、大剣をグルグルと回してビームを蹴散らす、、、、






「メッチャかっこよかったです!!すごい、俺もあれ作りたい!!」


ロボットの戦闘が終わっても、隆は興奮冷めやらぬ状態であった。


「絶対やりたい、ロボット対戦!!」


結局、先ほどの勝負は青の10号機が勝った。あの地形ではしょうがない、隆はそう感じていた。先ほどのフィールドはどこにも障害物がなかった。どう考えても近接戦闘用の機体が有利である。それに、隆に言わせると、11号機の自動飛行ライフルは動きが単調すぎる、あれくらいであれば隆でも動きが読める。正直なところ、リアルなロボットの勝負には感動したが、期待していたほどのレベルではなかった。この世界では、戦闘技術はそれほど発達していないのかもしれないというのが感想であった。そんなことを考えていると、一人の少女が観戦席にる隆達のほうへと歩いてくるのが見えた。


「はじめまして、私戦闘ロボット開発室のリーズといいます。あなたが、噂の異世界からきたという方ですね?」


隆は思わず赤面してしまった。現れた少女はアニメのキャラのようであった。ブロンドショートヘアに青色の瞳、ふっくらとした唇。中学・高校と男子校にかよっていた隆には刺激の強すぎる光景である。


「りゅ、隆っていいます。どうもよろしくお願いします。」


自分でも恥ずかしくなるくらい緊張している。


「あの、、、、さっきの戦闘、、、感動しました。」


どもりながらそう言うと、少女は嬉しそうに笑った。


「ありがとう!!」


その笑顔に、隆は少しの間見惚れてしまった。少しして我に返った隆は昨晩から考えていた疑問を彼女にぶつけた。


「あの、なんでAIに戦わせるんですか?」


感想、アドバイスなんでも歓迎です。よろしくお願いします。

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