初対面
入学式終了後、教室にいたとき一人の人物に声をかけられた、
「はじめまして、田村ヨウヘイですよろしく‼」
「お、おうよろしく…」
やたらハイテンションだな…と、しばらく、彼の話に付き合っていた
すると、田村が
「ところでさ、佐藤くん、このあとどっか遊びにいかね?」
はい?いきなり何を言い出すのかと、思えば入学式のあと遊ぶんですかいwwwww
「いや、いいよ、俺色々忙しいからよ…」
「別に平気だろ?そう簡単にバレはしないよ」
結局断るに断りきれず…田村と、一緒に遊びに行くことになった……当然川田も巻き込んで
結果田村に引っ張られて来た結果、駅の近くのゲーセンだった。
そして田村が一直線に向かったところは何やら変わった音ゲーマシンだった、
パネルに浮かび上がった光をテンポにあわせタッチして、音をかき鳴らすやつらしい、ただ、田村の奴のパネルを叩くスピードが尋常じゃなかった。
そんな田村を見て川田がおもわず
「何なんだよこいつ…普通じゃねえ…」とぼやいていた、
…いや、お前も十分普通じゃねえけどな、
だが、これからこんな普通じゃねえ奴等と三年間一緒にいるとなると、先が思いやられる…
そしてゲーセンで一通り遊んで、帰ろうとした時、誰かと肩がぶつかった、
髪は若干眺めで、なんかやばそうなやつだ、やべぇ、やっちまった…一気に体全身から、血の気が引いた
「ってえな…オイ、」と、ガンつけられたんで、とりあえず
「ごめんなさい」っと言ってその場を立ち去った
「どうした?タクマ?」
「いや、なんでもないよ」
そう、ふたりに言うとそのまま3人は駅に向かった
にしてもさっきのやつ、オレらと同じ制服着てたな、
どこのクラスか知らんが、用心しないとな、
だがそれが、N学の狂犬 寺部ナオヤとの最初の出会いだった、