Poesia 路傍襤褸 作者: 路瀕存 たべてみてよ といわれたら わたしはよわい だからわたしはこっそりと てのひらに載った秘密をたべたのだ そう秘密だから だれもしらない だれもがしっているけれど 塩辛の味がするの どろだんごってね みがくとおたから すてるとがらくた では たべてしまったとしたら? ――そうねそれは 2人きりの遊園地。 小さな幸せの共犯者。 ---------------------------- ----------------------------