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元主人公、今は脇役願望。  作者: 花澤文化
第2章『学校の怪談』
9/68

~CLASS~

色縦師、錬金術師等をまとめて職業ジョブと呼ぶ。


それぞれの職業ジョブには階級が3段階ある。簡単に「初級」、「中級」、「上級」といった感じだ。階級により、使える技の数も増えていく。階級が高いにこしたことはないのだ。


「はぁーあ、あいつにも味方がついちゃったか・・・・やりづれぇなぁ・・・」


ある男がつぶやいた。この男は中学生ぐらいの背丈|(160前半ぐらい)。そして髪の毛は金髪、肩にかかるぐらいの長さである。黒いマントをはおっている。


「まぁ、人が一人増えたところで何も変わらない。変わるのは葬式の数だな。もっとも葬式が行われるかは分からないが」


男はしゃべるのが好きらしい。しかしそれは不快に思わせるものではなく、逆に子供らしさを感じる。


「さぁ、もう行くかな。日本ジャパンに」


男は立ち上がり、マントをひるがえして、その場を去った。





お前が主人公だと言われた。それは忘れてはいけないことなのか、悪い夢だと思って忘れるのか、選択肢はたくさんある。


忘れてはいけないという者はきっと主人公になれると思う。そいつはきっとこれからやっかいごとに巻き込まれるんだ。


忘れてしまおうと思う者は脇役がちょうどいい。失礼な言い方かもしれないがぴったりだと思う。


しかし世の中はおかしい。主人公の素質のあるものは忘れたくても忘れられず、どっちにしろ厄介事に巻き込まれるもんだよ。


俺か?・・・・・・・・・俺はな。


断然、脇役だな。


俺は主人公になっちゃいけないんだ。それになりたくもないし。脇役が俺にぴったりだと思うね。劇をやるときの「木」、「村人B」そこらへんが大好きなんだ。俺の考えは変わらない。


今でもな。


でも・・・・少しだけ価値観が変わったよ。本当に少しだけ。


例をだすと台風がきた。告白される。宝くじがあたる。それぐらいの「非日常」なら少しだけ受け入れることができるようになったんだ。あぁ・・・・・・・・あとそうそう、まだ例があったよ。







空から少女が降ってきたりな。

2章の始めなので短めです。


今回のタイトルは階級という意味です。


これからもよろしくお願いします!



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