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元主人公、今は脇役願望。  作者: 花澤文化
第7章『天使降臨』
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第55話 INVASION②

 天人。

 天使とは天の使いではなく、天を使うものとしての意味がある。すなわち神様という存在はなく、天使が天界で一番上の存在なのだ。そんな天使に及ばない、それ以下の存在をまとめて天人といった。

 天使細胞は極一部にしかなく、天使細胞以外のところはやはり脆い。ただ、その分力を抑える必要が全くないため常にそれなちの力を出す事が可能だった。

 だからこそ、全ての五感が必要となる天使化と比べて使いやすい。耳をふさいでも使用できるため、言霊使いからすれば天敵にも等しい存在ではあるのだが、この場にはいない。


「お前たち以外に俺たちにつっかかってくるやつもいないし、お前らを倒せばそれすなわち俺の勝ちってことでいいんだよなあ」

「兄さんは落ち着いて。私たちの勝ちとはジェス様の計画を成功させること。それ以外は負けだよ」


 目の前にいる2人も翼は生えているものの天使と比べると威圧感も少ない。今まで戦ってきた天使よりは倒しやすいだろうと思われる。

 ただ、天人にも1人1つ能力がある。それには注意しなければならない。


「なるほどな」


 その2人と対峙して分かる。

 天使たちが天使化して輝く輪、輝く体、羽。しかし目の前の天人はある一部分しか光っていない。少女の方は手が、青年の方は足が輝いている。

 恐らくそこに天使細胞が集まっているんだろう。

 特に合図はなかった。

 いきなり死霊使いが動き出したのだ。

 すでに相手の羽に霊が絡みついているのだが、それと同時に他の霊も動かす。


「なんだあそりゃあ」


 相手の青年の天人が驚く。

 トーテムと共に天人の方へ襲いかかって来る何か。はっきりとは見えないが、ぼんやりとしかし濃いエネルギーを発しながら近づいてくる何か。

 その姿が一瞬だけ濃くなる。

 そこにいたのは筋骨隆々の大男。とはいえ、動きはとても素早い。手にもっているのは三又の槍だ。顔は分からないが、一枚大きなお札のようなものが貼り付いている。

 そんなものが襲いかかって来るのだ、誰だって驚くだろう。

 その大男が槍を大きく振りかぶる。


「兄さん下がって」


 そこで出て来たのは少女の天人。

 手を前に出し、膜のような防御壁を貼る。しかしそれでは受けきれない。

 予想通り、槍が膜に突き刺さり、簡単に壁を破る、と思われた。しかしゴムのような素材だった膜は槍を綺麗に受け止め、少し刺さったものの、跳ね返したのだ。


「へえ」


 トーテムは感心した。

 ああいう使い方も出来るのか、と。

 しかし驚くのはまだはやかった。その薄い膜がそのまま形を変え、恐ろしい形相をした龍へと変貌した。大きさは小さいがそのキバは鋭い。

 完全に防御専門だと思っていたからこそ生まれた隙。


「甘いな」


 これはタッグ戦。

 トーテムの後ろから6本の腕を持つ錬金術師が援護射撃。龍そのものを撃ち抜いた。ただの銃弾ではなく、その弾自身が爆発するような仕組みだったらしく、龍の顔ははじけて消えてしまう。

 やはり攻撃1つ1つが脆い。

 ただ・・・。


(気になるな・・・今の攻撃。てっきり防御専用能力かと思っていたんだが)


 しかし違った。

 その防御壁は形を変え、攻撃へと転じたのだ。しかも龍というよくわからない形になって。確かに強いイメージはあるが・・・。


(イメージ・・・か)


 まだトーテムの霊の効果があるのか、空を飛べないらしく、地面を移動している。そのはやさもさほど速くはない。目で追えるし、体もそれについてくる。

 トーテムの大男もけん制の効果があるのか、相手はあまりこちらに踏み込んでこなかった。

 跳ね返せる膜はそこまで多用できないらしく、トーテムの大男の霊の攻撃を防ぎきれてはいない。少しずつ相手の体に傷が出来ていく。

 それにしても・・・。


(それにしてもあの青年の方・・・何もしてこないな・・・)


 それが不安要素であった。

 少女の方はずっと戦闘に参加しているのに対して青年はたまに自分の体、蹴りや拳で防げる攻撃を防ぐ事しかせず、能力を使う気配はこれっぽっちもない。

 まあ、いいと錬金術師は切り替え、6つの銃の狙いをロボットに向ける。


「!」


 それにいちはやく気付いた少女の方がロボット含めた大きな膜を貼る。錬金術師の発砲した弾丸は簡単に捕えられたものの、ロボットの方を厚く守りすぎたせいで少女自身を守る膜が薄くなっている。

 トーテムはその隙を逃さなかった。

 大男が槍を大きく振りかぶり、それを突き刺す。そしてそのまま動かして、膜を切り崩した。


「・・・・・」


 顔に全く感情が出ない少女ではあるが、明らかに焦っている様子。

 そこを逃さず、錬金術師も銃弾を叩きこむ。

 しかし、その攻撃は少女に当たらなかった。その少女をかばう青年によって全て受けられていたのだ。その体は重傷とはいえないまでもそれなりに傷つき、顔は歪んでいる。


「兄さん!」

「平気だ。俺は今何も出来ないからな。とはいえ・・・」


 普通に話すその男は口だけではなく、本当に大丈夫そうであった。

 頑丈、それがあの青年の能力か何かかと思ったが、それにしては脆いような気がする。そして気になったことはもう1つ。先ほどから青年がトーテムの様子を見ているのだ。


(何かを待っているのか・・・?)


 錬金術師もトーテムを見る。

 激しい攻撃故か、死霊使いは大きく肩で息をしていた。それだけじゃない、きっと相手の羽を抑えている霊と今の大男。たくさんの霊を同時にあやつっているため、消耗が激しいのだ。

 もしかしたらトーテムが潰れるのを待っているのでは、錬金術師は考える。

 相手の目的は元々時間稼ぎ。このまま錬金術師たちを倒せなくても正の力がある程度充満すればいい。

 トーテムが潰れてしまえばこちらは1対2だ。勝ちはかなり薄くなってしまうだろう。


「・・・・・」


 ロボットを守る分相手の方が不利と考えていたが、相手もまた勝たなくてもいいのだ。それこそ最初に言っていたようにジェスの目的が叶えらればそれでいい。

 意外とこの勝負、五分五分かもしれない。

 錬金術師は相手に発砲し、けん制しながら死霊使いのところまでたどり着く。


「お前は少し休んだ方がいい」

「・・・・・僕もそれ、提案しようかと思ってた」


 もう限界のようだった。

 一時的に相手は恐らく空に逃げると思うが、向こうが勝たなくてもいいと考えている分、こちらの被害は少ないと思われる。

 下手に錬金術師を倒してもそのせいでさらに増援とかされたら面倒だろう。

 またトーテムが回復した後に攻撃すればよい。こちらはほぼほぼ無傷であるが、向こうはそれなりに傷ついている。消耗は相手の方が激しいだろう。

 トーテムは大男を消し、天使の羽にまとわりついていた霊も消す。

 羽が軽くなったことに気付いた天人は2人そろって空へと移動した。


「さて、ここからは俺も時間稼ぎしなければな」


 どんな武器がいいのか。

 何を練成すべきか。色々考えなければ。錬金術師は様々な策を考える。しかしその思考はすぐに寸断されることになってしまう。

 なんと近くにそびえたっていた高層ビルが倒れてきたではないか。しかもちょうど錬金術師、死霊使いがいる場所めがけて。

 まだ避難勧告が出てから少ししか経っていない。避難できているのかも分からないままにビルが倒れてくる。さすがにそれを受け止める術はなく、疲労で動けないトーテムを引きずり、錬金術師は後ろへ猛ダッシュした。

 少し後、ものすごい音とものすごい地響きとともにビルが綺麗に倒れた。

 咄嗟につくった盾で、吹き飛んでくる破片などをガードする。


「どういう・・・ことだ・・・」


 声が出たのはそのビルが倒れてから数秒後だった。

 たまたま、なのだろうか。たまたま錬金術師等がいる場所に、たまたま近くにあったビルがたまたま倒れて来た?そんなのは偶然と呼べるのか。

 錬金術師は空を見る。

 そこにいる天人は笑みを浮かべていた。そしてこう叫んだのだ。


「そこのビルは俺の愛を受けた!」


 愛。

 錬金術師は何を言っているのかまるで理解できなかった。

 ただ、すぐに冷静になると頭の中の情報を探し始める。

 引っかかることがあったのだ。

 愛。

 何かどこかで聞いたことがあるような気がする。

 天使たちの計画を止めるために調べて来た知識を解放する。そういえば、あったはずだ。愛を使う天使が。かつて志野野辺雄大が倒し、井野宮天十とも戦った天使ラーエイ。

 彼女の愛と呼ばれる能力は自分の位置より下にいる物をあやつるというもの。その位置というのは精神的なことではない。物理的な位置だ。

 そして先ほど飛び上がった天人の位置は倒れて来た高層ビルより高かった。


「天使ラーエイの能力・・・」


 問題はその能力をなぜあの天人が使えるのか。

 続きの攻撃がこないということはそれなりに発動まで時間がかかるのかもしれない。あの天使ラーエイはぽんぽんと能力を使っていたからやはり劣化ではあるのだろうが。


「そして先ほどの龍」


 どこか引っかかっていた部分。

 防御だけしかできないと思っていた少女の攻撃。なぜ龍?なぜかと言われれば龍には強いというイメージがあるからだ。

 では先ほどのはイメージを現実にしたものだと言うのだろうか。

 そんなことを出来たのは今まででただ1人。


「創造の天使アンジェ」


 錬金術師はそう呟く。

 目の前の天人たち、なぜか今までいた天使の能力を受け継いでいた。それがどういう理屈でそうなるのかは分からないが・・・。


(いや、聞いた事がある・・・)


 天使細胞の移植。

 天使細胞を移植する事によって一部、そのものの能力を使えるというもの。

 例として目を移植したモカがいるのだが、そのことを錬金術師、死霊使いは知らない。だからこそ目の前にいてもそれが本当にそうなのか判断できない。

 しかし可能性は高いはずだ。


「思ったより苦戦しそうだな・・・」

「勘弁してほしいけどね、ほんとう」


 そう言いつつも、トーテムが話せるぐらいには回復したようだ。

 しかしまだ走ったりするのは無理そうだ。地面に座り込んだまま動こうとしない。しかしいつの間にか霊を動かしていたのか、トーテムは腕を前にのばしていた。


「試しに今出せるだけの霊を絡ませてみたけどもう少し回復しないと無理そうだよ」

「ここまで燃費が悪いとは思わなかったよ、死霊使い」


 そのセリフにトーテムが拗ねたように顔をそらす。

 自分の燃費の悪さを知っていたからこそ、近接攻撃ですぐに勝負を決めようとしていたのだろう。そのことを事前に伝えてくれればよかったのだが・・・。いかんせんまだ少年の範囲である。大人と同じ強さを求める方が酷というものだろう。

 戦いにおいてそんな甘えは許されないとかそんな面倒なことを言うつもりは錬金術師にはなかった。元々説教くさいのは苦手なのである。


「まあ、そこで休んでいろ」


 ゆっくりと手を振る。

 またもや6つの腕を練成し、それぞれに銃、剣を持たせた。別に策などはない。ここから遠距離で攻撃し、相手を焦らせ、直接とどめをさしに来るのを待つという簡単なことだった。

 6つのうち4つの銃から練成された弾が発射される。

 ロボットを狙ったそれはそのまま進み・・・・・・。

 バチンという何かにぶつかる音を発してから消えた。いや、消えたのではない。あのロボットに当たったのだ。


「・・・・・」


 自分で驚く錬金術師。

 完全に様子見だったため、弾自身は普通の銃弾と変わらないものの、明らかにぶつかったと思われる部分に傷が出来ている。

 相手が力尽きたのか?と都合のいいことを考えていたが。

 違う、そもそもそのロボットの近くにいないのだ。

 ならばどこにいるか。

 逃げたのか。

 ありえない。


「まさか・・・」


 ロボットの中。

 それしかない。そして一時的に外された膜のような防御壁。もう何をするのか錬金術師には理解できた。慌ててトーテムの元へ走りトーテムを引きずりながら、今度は逆にロボットに近付いて行く。

 目的は先ほど崩れたビルだ。

 その傍に隠れるようにして近付いて行く。

 すると次の瞬間。シュコーという大きな音と共に、空から火炎放射、火炎ビームが飛ばされてきた。

 一瞬にして当たり一面が火の海になる。


「やはりあのロボット自身も戦えたか・・・」


 死霊使いと錬金術師はビルに隠れていたため、直撃を避けることが出来た。あたり一面火の海ではあるが、熱いというだけで今直ぐに倒れるということもない。

 ただ、問題はそこではない。

 錬金術師が自分の6つの腕を見る。そこにあったはずの腕、銃、剣はもう半分以上消えていた。もちろんすでにその機能は終了している。

 錬金術師アークセルフの練成の元は酸素だ。

 火は燃えるために酸素を使うため、あたりの酸素が激減、錬金術を使えなくなるまで減らされていた。


「ちっ・・・」


 舌打ちしながらも手元から3つのビンを取り出す。

 中に入っているのはただの空気。もちろん酸素も含まれている。一度井野宮天十と戦ったときに酸素不足で負けた錬金術師は以後予備の空気を持ち歩くことにしていた。

 ただ、この現状と量を考えると・・・。


「出来てこれぐらいだな・・・」


 錬金術師がビンを割る。

 その空気が一瞬にして形を変え、ナイフのようなものに変化した。練成である。この状況ではこれぐらいしか作ることができない。ほとんど意味がない。

 走って移動できる距離はすべて火に。大きく移動したとしてもそこをまた狙われるのだろう。

 負ける。

 少なくとも相手はこのままこの勝負を終わらせるつもりなのだろう。

 こちらも天使について調べていたが、相手側もこちらのことを調べていたらしい。

 どうしようか迷っているとトランシーバーのようなものに着信が。同じくこのジェス計画を止めようとする同志からだった。携帯ではないため、特にボタンなどを押す事なく音声が流れる。


『こちらアークラセル組、こちらにも正義ロボ出現を確認しました』


 汗をかく。

 同時に侵略を開始したらしい。この様子ではもしかしたら地球にも正義ロボが現れてもおかしくはない。現在志野野辺たちが地球にいるが実戦は初めてのはずだ。それに相手がロボットでは通用しないかもしれない。

 錬金術師が教えたのは勝つための技ではなく、生き残るための技。何を犠牲にしてでも生き残れるような技を教えただけで、相手に勝てるかどうかは二の次だった。

 不安だ。

 地球に戻ったとしてもここランドバハドが正の力によって汚染されてしまう。


「とりあえず、君は行きなよ、錬金術師」


 錬金術師のとなりで死霊使いが立ち上がる。

 まだ疲労が残るのかふらふらとしているが、それでも大分回復したみたいだ。


「お前だけでは危ない。今こそビルの影に隠れているから無事なものの、顔でも出したら恐らくまた火炎ビームか愛によるビル倒しが起こる」


 それらを全て防ぐことは万全の状態の死霊使いでも難しいだろう。


「とりあえずすぐ、羽に霊たちをまとわりつかせるさ。それで愛は封じ込めることができる。そうすればロボットに乗りこむこともできなくなるだろうしね」


 ロボットの搭乗口は恐らく上の方なのだろう。

 そしてロボットの中にいるとロボットを覆う膜を出す事はできない。死霊使いトーテムが動き出せば嫌でも外に出てこざるを得ない。そこを狙うという戦法だった。

 錬金術師が考えていた投げナイフでどうこうよりはまともな作戦に思えるがそれだとしても無謀。


「・・・・?なんだ?」


 迷っている錬金術師たちの前にロボットから天人が出て来た。

 一気に決着をつけるのか、と思ったらその天人はロボットに膜を貼ったのだ。


(ロボットは1人でも操縦できるのか・・・?)


 てっきり2人でようやく操縦するものだと思っていたが、もし1人でも操縦できるのならば尚更勝ちは絶望的になる。

 しかしロボットに動く様子はない。


「?」


 思わずその様子を見てしまうが・・・ふと、その遥か上空にこちらへと向かってくる黒い何かが見えた。それは本当に黒く、漆黒とも呼べる色。

 よく目をこらせばそれは人の形をしていた。その人が黒いマントのようなものをはおっているのだ。


「いや・・・」


 あれはマントではない。

 羽だ。マントに似ているがきちんと1対になっている黒い羽だった。天使のような綺麗さや輝きなど微塵もない、何かを奪い取ってしまうかのような黒。

 天人が慌てて貼った膜はその人に対する防御だったのだ。

 その人はしかしあっさりとその膜を破り、防御壁を作った天人の目の前に到着すると、一言、その天人にしか聞こえないような声で言った。


「『吹き飛べ』」


 それだけでその天人はものすごい勢いで地面に向かって吹き飛ぶ。

 降りて来た人、少年は特に何かした様子も見えない。それはまるで言葉が意味を持っているかのような光景であった。

 天人は思いっきり地面にぶつかった。天使細胞があるため、恐らく生きているがかなりダメージを負っているだろう。ただでさえ死霊使いが消耗させたのだから。

 少年はその光景を見て思いっきり翼を広げた。


「あれは・・・」


 錬金術師が思わず見入る。

 そして死霊使いもため息をつきながらその光景を見ていた。


「来るのが遅すぎでしょう、井野宮天十」

次から最後の章になります。

初めて書いたものであり、投稿が止まったりで未だに完結していない話です。

恐らく最後のエピローグのあとがきが長くなるのではないかな、と笑


ではまた次回。

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