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元主人公、今は脇役願望。  作者: 花澤文化
第6章『銀色の闇』
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銀色の闇seventh 第43話 CONFRONTATION

「天使化(エンジェリング)」


天使ラーエイは覚醒した。本物の天使となるべく。翼を生やし、光輝く輪を生み出して。そのラーエイがとった行動は鉄パイプを商店街中から集め、壁をつくった。普段のラーエイの容量ではできないだろう大技。


「崩れろ」


鉄パイプの壁は志野野辺こと大神に降り注ぐ。




井野宮天十は暗き蝙蝠のリーダー代理と出会った。


「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


拳で応戦しようとするが自分の身長より大きい鉄球をもってこられる。


「どうした?殴ってみろ。私の数多の武器をしりぞけられることができればなぁ!」




暗き蝙蝠のリーダーは天使アルミトルスと対峙していた。


「ひゃっはぁああああああああああああああああああ!!!」


アルミトルスは武術の天才。武術の天使。そして司る能力は感情。


「僕は感情の天使、アルミトルス」

「私は暗き蝙蝠のリーダー、撫子蝙蝠(なでしここうもり)。またの名を木野白泉だ」








〇





「くっそ!あんなのありかよ!こっちは丸腰だぞ!」


井野宮天十は暗き蝙蝠のリーダーにむかって文句をいう。それが届くことはありえないことだが。


「何もしないならここで私はお前を殺したりはしない。大人しくさがってくれ」

「そんなもんでさがれるかよ!俺は俺だけの理由で戦ってるんじゃないんだ!梨菜や暴力を反対した人の理由も背負ってんだよ!」

「そんなもので・・・・そのような小さいものを背負ったところで私たちにはかなわな・・・・」


「うるっせぇえええええええええええ!!!!!!」


「!!」


俺は叫んだ。叫ばずにはいられなかったのだ。今はただこいつが許せない。


「小さいものだと・・・・ふざけんなよ。どんな思いで梨菜たちがお前らを止めたのか分かっているのか!?少人数でものすごい量の人数に立ち向かう・・・。それだけでもすげぇことじゃねぇか!でもお前はそれを簡単に踏みにじった。その上小さいことだと・・・・」


俺はひとくぎりいれて・・・・


「てめぇに何がわかる!どの口が小さいことだと言ってんだよ!お前の戦う理由は梨菜たちの思いを笑えるほど大きなことなのか!?言ってみやがれぇえええええええええ!!!」


頭は真っ白だった。ただただたまっていた言葉があふれだす。


「私たちの理由は伝統を守ること。そして仲間を守ることだ。ここで何もしなければシルバーウルフが攻撃してくるだろう。そうすると仲間だって傷つく。私はそれが嫌なんだ」

「その仲間を傷つけたのは誰だ?」

「なに・・・?」

「梨菜はボロボロだったぞ。それは仲間を守ることなのか?シルバーウルフに喧嘩を挑むことが仲間を守ることになるのか?」

「うるさい!やつらは私たちを殺人犯だと決めているんだぞ。やつらの仲間を殺したおぼえはないし、病院に入っていたんだろ?寝込みを襲うなんてもってのほかだ」

「てめぇが言ってるのは誇りを傷つけたくないってことだろうが!」

「!!」

「おびえてるんだよ、お前は。リーダーがいない中、どうすればいいんだって。でも今まで守り続けてきた誇りだけは傷つけたくないってな」

「違う!」

「自信がないんだろうが。焦ってるだけだろうが!自分の焦りでみんなを巻き込んでるだけだろうが!」

「違う!違う違う違うぅううううううううううううううう!!!」


バッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


爆破音のようだった。どこから聞こえてきたのかは知らないが金属みたいな音がたくさん聞こえた。


「な・・・何・・・・」

「・・・・・・・・・」


今のは・・・さっきの天使の攻撃に似ている。ってことは誰か天使と戦っているのか?俺はさっき確実に誰かに助けられた。しかし見えたのは白銀の布。鉢巻みたいな布のみ。それはまるで尻尾のようで・・・・それは狼のようだった。


「まさか・・・な。今はこいつに集中だ・・・・」

「ここからは手加減しない」


そう言って体中から武器を落とした。剣、鉄球、銃、爆弾、ナイフなどなどさまざまな武器がそこにあった。


「私はこういう戦い方は苦手でな。得意なのは鎖つきの剣2本なんだ。鎖つきだと攻撃し終えたときすぐに服の袖に戻せるからな」

「・・・・・・・・・」

「集中というわけか。まぁいい。すぐに八つ裂きだ」


パァン!


発砲したような音がきこえた。しかしそれはリーダー代理が移動した音だった。


「あれらは重くてな。乙女の腕では扱えんのだよ」


そう言って両手をふる。すると2本の剣がおそいかかってきた。


「はぁあああああああああああ!!!!!!」


その1本の刀身を殴ることによってふせぐ。そして残りの1本は全力で前に走ってかわす。そこに完璧に隙ができた。それを逃さず・・・・


「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


拳をかため殴りにかかる。しかしその腕にはすでに剣があった。


「言っただろ。さっきまでは重いものを腕にぶらさげてたんだ。何もない今、剣を戻す速さだって上がっている!」

「!!」

「終わりだ!」

「まだだ!」


俺は剣についている鎖を思いっきり蹴ることによってギリギリで後ろに下がる。しかし完璧にはかわしきれない。両肩を少し斬られた。


「ぐっ!」

「燕返し」


投げた剣を高速で戻して斬り返してくる。


「がっあぁああああああああああああああああああああ!!!」


俺は足を斬られた。立っていられなくて崩れ落ちる。


「もう終わりだ。今度こそ今度こそ・・・・な」


剣は容赦なく俺にむかって放たれる。

タイトルは対決です。


時間がなくてまた短くなってしまいました。

最近更新も途絶えてましたしすいません・・・。


不定期なのでいつ更新するかわかりませんが、よろしくお願いします。

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