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元主人公、今は脇役願望。  作者: 花澤文化
第3章『信じたかったもの』
17/68

~GENERATION~

「ネクロの少年もやられちゃったのか?」


男は言った。ネクロマンサーのことを少年と呼ぶだけあって20代後半っぽい。ぶしょう髭をはやしている。綺麗な黒髪をしているが、短く切られ、しかもボサボサ。なんか疲れた刑事みたいな男だった。着ているのもブラウンのコートにスーツ。


「めんどくせぇなぁ」


心底めんどくさそうだった。やる気が感じられない。しかし纏うものは他のものと違った。


「俺の部下もやられたことだし、いっちょいきますかね」


雑に頭をかき、立ちあがる。その男は、たばこを出した。いや生成した。


「天使になんて興味ねぇ。でも仲間がやられたなら俺が出なきゃな」


男はたばこに火をつけると、口に近付けた。そして手が止まった。


「そういや、禁煙中だったな」


男はたばこの火ではなくたばこ自体を消し、歩き出した。





ネクロマンサー。確かに倒せたが、俺が最後まであれを隠していなければ勝てなかっただろう。それぐらい強い相手だった。しかし今はそれよりも・・・・・・


モラルが学校に来た方が問題だ。


日常を壊される確率100パーだな。皆さんは勘違いしているのかもしれないが、俺は今でも「非日常」が嫌いだし、主人公なんてなりたくない。


今までの行いは脇役がなんかやった程度に捉えてほしい。


脇役にだってネクロマンサーぐらい倒せるだろ。きっと主人公と仲がいい女好きの男友達あたりでも倒せるさ。そんなもんなんだと思ってくれ。


まぁ、でも今のところは日常に影響がないからいい。だからモラルを手伝ってやってる。


ほんとそれだけだよ。



今日2回目の更新です。

プロローグなので短めですね。


タイトルの意味は生成。


過去編はじめました!

http://ncode.syosetu.com/n5817l/

たぶんここかな?

ちがったら現主人公で出るとおもいます。


でわ

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