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生きる

作者: あむ


時折考えることがある


「生きるって何だろう。」


人が生まれた時から死ぬまでの間、すべての生き物が息をして動いていることが生きるということになるのだろうか。

仮にそれが生きていると仮定した場合、その反対息をせず動いていない状態が死んでいることになる。


本当にそうだろうか


人間という生き物に対しては決してそうではないと思う。

私自身が自分に対して、胸を張って 「生きてるよ」とは口が裂けても言えない。


私が思うに生きているというのは、普段生活している中で幸せや生きがいといった自分の中に芯となるものがある人のことを言うのではないだろうか。


例えば目標がある人間

これをしたいあれになりたいといった目標に向かって一生懸命努力している人


例えば好きな事に熱中できる人間

好きな人、好きなアニメ、好きなアーティスト、例を挙げればキリがないが要するに好きな対象に対して熱量をもって応援または行動している人


私から見ると生きていると感じてしまう。


反対に私自身がそうであるように、目標も熱中できるものも特にない人間は果たして生きていると言えるのだろうか。


日々生活している中でつらく苦しい時間ばかりが過ぎていく

世の中にはそういう生活の中に小さな喜びを見つけてかみしめながら毎日を生きている、みたいな物語であふれているが現実でそんな生活をしている人間が多いと思えない。


どうやってみんなは生きているんだろう、何を生きがいに生きているんだろうか。


思い返せば子供の時は辛いこともあるけど今耐えて、大人になれば何かが変わると思っていた。

大人になった今では子供の時と何も変わらず、むしろ将来への不安ばかりが膨れ上がっている。


楽しいことは何もなく自分にあるのは耐えられない程の負の感情。

将来への蓄え、掛かる費用、現時点でのローン奨学金、考えれば考えるほど重くのしかかってくる現実。


手に職はなく資格もなくあったのは無駄に過ぎていった時間だけ。

ただ心配事もなく生きていきたいだけなのに、悩みがない人間がうらやましいなんて思ったりもする。


でもそんな人間いるのだろうか。

周りを見渡せば誰も彼もが死んでるみたいに歩いてる。


生きたいなぁ

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